猿板

遊山黒子衆SARUの記録

魔王と初夏の工石山遊山 前編

魔王登場!

 我がSARUのメンバーで、
「登山靴を履いた医師」こと魔王と共に、
高知市の最北部(旧土佐山村)に位置する、
県民の森工石山に初夏の花を求めて、
遊山に行ってきました。
 魔王は写真の通り気さくな医師ですが(笑)
登山歴は長く、国内外豊富な経験を持ち、
私がザイルを預けることが出来る、
山のパートナーでもあります。

 さて、ここ工石山(1179m)は、
昭和42年に全国に先駆け自然休養林第1号に指定された、
工石山・陣ヶ森県立自然公園の主峰で、
現在でもハイキングや野外活動など、
県民の憩いの場として親しまれている山です。
 春の花や秋の紅葉などの行楽にも絶好の場所で、

植生豊かなブナ、アカガシ、モミなどの原生的な森は、
高知市の水瓶鏡川の水源地であり、
最深部のサイの河原では、
珍しいブナサンショウウオも生息しています。

 歴史的にも山内一豊が土佐入国にあたり、
この山で一際白く輝く妙体岩を目印に、
浦戸湾に入ってきたという伝説もあり、
古くから土佐の国に関わってきた山でもあります。

  高知市から車で約一時間。
古の峠赤良木峠下のトンネル南側、
工石山青少年の家の駐車場ここが今回の登山口となっています。
さあ、夏らしい積雲が気持ちよく、
初夏の風景を求めに行きますか!

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