猿板

遊山黒子衆SARUの記録

SARU流四国カルスト遊山 承

kurokoshusaru2006-05-22

 tochikoの実家、檮原町四万川は、
司馬遼太郎さんに「日本中探してもこれ以上の田舎はない」
と言わしめた(失礼)檮原町の最深部にあります(苦笑)
 山の上は厚い雲に覆われていましたが、
津野町の国道にでる時には快晴となり、
檮原の中心部も晴れ間が見えてましたが、
千と千尋」のオープニングのような、
四万川に向かうくねくねした、
山間部の道をどんどん入っていくと、
実家はやはり、霧と小雨の中でした(苦笑)。
(注:写真は翌日の晴れたものを使用しました。)
 でもこの山間部の新緑は今が盛りで、
目にもまぶしい田園風景が我々を待っていました。

 実家について、まずは一息。
父の話のよると、茶畑がちょうど摘み頃とのこと。
時間はたっぷりありますよ、お手伝い承ります(笑)
この頃には、ここ四万川にも青空が見え始めまていました。
日本の正しい里山に、
都会っ子の即席茶摘み娘の誕生です。

マドカは去年経験してますが、アスナは初めての体験。
tochikoはお手の物でしょうが、
都会っ子には、珍しい体験だったのでしょう。

 夕暮れに近づき、そろそろお腹も空いてきたようです。
さあ、庭でバーベキューに突入しますか!
ここでいよいよ河童の出番です。
マッチ一本で焚き火を熾し、
炭におきを作るのが、アウトドアマンの基本です。
茶摘みから皆が戻ってくる前に、一働きしますか(笑)

 父からの差し入れの肉を引き立てるのは、
味噌から手作りの母手製焼き肉ダレ
野菜はもちろん自家製無農薬野菜です。
自然というスパイスも加わり、
「美味しい〜!」「うま〜い!」の連発。

たらふく食って、たるばあ飲んで、
さあ、明日のために寝ますか!
 えっ、お饅頭が蒸し上がったって・・・。
若者の訪問に喜んだ両親が、
すっかりオダッてしまったようです(笑)

 ちなみに、去年12月の四万川大雪ブログを貼っておきます。
見比べていただければ面白いですよ。
「日本の正しい田舎の冬 其の二」
http://d.hatena.ne.jp/kurokoshusaru/20051220
「日本の正しい田舎の冬 其の三」(茶畑付近のテンヤワンヤ)
http://d.hatena.ne.jp/kurokoshusaru/20051221