いつものもの凄い昼食の後、
ポカポカ陽気の中、
地面に寝っ転がっていると、
いつもの森の深い眠りに陥ってしまい、
目が覚めたときは、
自分がどこにいるのか解りませんでした(苦笑)
さて、メインのカタクリに会いに行きましょうか。
屋敷跡から沢を越えると、
目の前に自生地が・・・。
もの凄い数です。
数百いや数千のカタクリが、
ブナやミズキの森に咲き誇っています。
かつて、ナスビ屋敷の人達が食用として植えたともいいますが、
もの凄い数に増えています。これは自生と言っていいと思います。
足の置き場もない群生の中に、
慎重に踏入り撮影開始です。
カタクリの花はどれも下を向いているため、
みんな地に寝っ転がらねばならず、
端から見たらさぞや、おかしい風景なのでしょうね。
さて、この日我々の目を楽しませてくれたのは、
このカタクリだけではありません。
他の森の花達も紹介しておきます。
エンレイソウ(延齢草)
ユリ科
山地のやや湿り気のある森に生える多年草です。
薬効もあるようです。
キイロエンゴサク
ケシ科
延胡索(えんごさく)は薬効があると言われ、
漢方薬に用いられている様です。
シロモジ
クスノキ科
小さい花が、かわいい中低木です。
秋には葉が黄色く染まり、とても美しい紅葉を見せます。
春から初夏は正に変化の季節です。
冬眠から目覚める森の新緑や花を、
これからも、追いかけなければならないようですね。