猿板

遊山黒子衆SARUの記録

写真展について

kurokoshusaru2006-04-24

 讃岐遊山を一日中断して、
今日は高知市教育委員会主催による
高知県出身の
岸田圭司氏(東京都在住ジャーナリスト)
堀見麻保郎氏(高知市在住高知新聞論説委員
中島健蔵氏(高知市在住写真家)が、
ユーラシア大陸の、東西、中央アジアの写真を持ち寄る、
写真家三人展ONE MINDについてお知らせします。
4/25〜28に、高知文化プラザかるぽーと
7階市民ギャラリー第5展示室での開催で、
今回その搬入のお手伝いをしてきました。

 ご縁は勿論野垂れ事、中島健蔵で、
今回彼が出展する写真は、
現在高知新聞の夕刊で連載中の、
私と2人で歩いた、
厳冬の中国ウイグルチベット2ヶ月間の写真です。
 当時出発するときは、
正直生きて帰れるのか不安があり、
道中も高度障害や、5,500mの峠越えでの遭難、
三日三晩猛スピードで走る地獄のバスなど、
苦しいことも多々ありましたが、

今になって思えば夢のような二ヶ月間で、
写真パネルを一枚一枚壁に掛けながら見ていると、
それぞれに懐かしい思い出が蘇り感無量でした。

終わってみると、又やりたい。
「二人で行ったがよ」健蔵が言いました。
私達二人は、今まで常識では考えられない無謀な山行を繰り返し、
山の神秘的な写真を切り取り続けてきましたが、
これが最大の洒落になるのか、
又、これが始まりになるのか。

 まあ、我々のことは良いとして、
他のお二方の写真も、
現地でしかわからない、感じることの出来ない、
迫力のある写真が展示されています。
この貴重な機会に、平日ではありますが、
興味とお時間のある方は、
是非足をお運びください。