猿板

遊山黒子衆SARUの記録

桜咲く中津明神山 承

kurokoshusaru2006-04-11

 今回目指す中津明神山は、
高知県仁淀川町愛媛県久万高原町の県境に位置する、
標高1,541mの独立峰で、
頂上にある国土交通省のレーダーが目印となり、
他の山からも同定しやすい山です。
 仁淀川町の中津渓谷からは、
中津ゆの森温泉や、
パラグライダーで有名な
吾川スカイパークなどの観光スポットを経由し、
車で山頂まで上がることが可能で、
手軽なレジャー気分で、眺望を楽しむことが出来ますが、
やはり植物などを楽しむのであれば、
久万高原町から登山道をいくのが一番で、
我々は勿論その登山道を選ぶことにしました。
 西村大師堂を後に林道を進むと、
見事な鎮守の森に囲まれた大宮八幡宮があります。

中でも、鳥居の前にあるトチと、
境内にある杉は立派です。
しばし車を止め、お参りと共に巨木見学をさせてもらいました。

 森の大木の傍に居るときもそうなんですが、
静かな境内って、不思議な安心感を覚えます。
文献によると、この鎮守の森も植物の宝庫だそうで、
人間の英知を越えた何かの力が働いているような気がします。
 さあ、神社を後に未舗装の林道をさらに進むと、
標高1,000mの峠あたりに登山口があり、
標識が立っています。
 この日はお天気には恵まれたのですが、
風が強く、身支度を調えながら、
はやく歩いて暖まりたいと思ったものでした。
さあ、中津明神山目指して、遊山の開始です。
おっ今日もザックが大きいぞ!