猿板

遊山黒子衆SARUの記録

桜咲く中津明神山 起

kurokoshusaru2006-04-10

「今週は山には花は期待できませんねぇ」
と和宏さんは言います。
 山はツツジのシーズンを控え、
少しの間ですが、花の端境期に入っています。
「どうでしょう、山麓の最後の桜楽しんで、
稜線に上がって昼食を楽しみませんか?」
いいですね〜。正に物見遊山の心です。
そんな訳で今回は、
高知県仁淀川町旧仁淀村の桜と、
中津明神山へ遊山に行くこととなりました。
和宏さんメンバーは、公文さんと秋岡さん
SARUからは、tochikoと新人アスナが初遊山です。
 高知市から車で1時間半松山に向けて国道33号線を走ると、
秋葉神社分岐の標識に出会います。
そう、先日遊山した秋葉大祭の舞台になる集落です。
勇壮なやり投げを見せる中越家の庭にある、
樹齢500年のしだれ桜は、正に盛りを迎え、
まるで滝のように、沢山の花を咲かせていました。

 その見事な花の滝を十分堪能し、
桜吹雪が舞う集落を後に、
仁淀川を挟んだ対岸旧柳谷村
中津明神山裾野にある、西村大師堂のしだれ桜見物向かいます。
中越家のものと比べ若干小さいしだれ桜ですが、
樹形も美しく、こちらも花の盛りを迎えていました。

 又ここでは、地元の方が特産品の店を出しておられ、
早速ヨモギ饅頭を買う和宏さん。
私もこの様な店は好みでして、
巻き寿司を買って、
頂上で頂くことにしました。

最近コンビニなどで買い物をして、
山に来られる方を多く見ますが、
やはり現地での買い物も大切だと思います。
私も機会があれば、
なるべく買い物は現地でするよう心がけております。
又、地元の方とのふれあいも楽しいもので、
思わぬ情報をもらえる事もありますよ。