猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き コトリノトリコ倶楽部の巻

kurokoshusaru2006-04-07

高知市がパっと明るくなったように、
あちこちで桜が満開になりましたね。
 それぞれの春が訪れています。
私は・・・四月から、
慣れないデスクワークと環境に、
一日中、緊張の連続で、
肩はコリコリ、目はシバシバ・・・
あぁ〜そうなると、週末は今まで以上に山に行きたくなります。
芽吹きの頃は人間もワクワクしますね。
 
 今日、台所で夕食を作りながらラジオを聴いていました。
(いまどき珍しいでしょう)
ラジオからは、ある方(作曲家?)が、
八ヶ岳で聴いた自然の音を組み合わせて、
作ったという曲が流れてきました。
 冬の八ヶ岳では、シンシンと雪が降るので、
すべての音を消してしまうが、
春になると一気にいろんな音がはじまる。
水の音にも、小鳥のさえずりにも、木々の擦れにも音階がある。

それを組み合わせて、曲にしてみた。
たとえばカッコウは、「ミ」と「ド」の組み合わせるとの話。
(う〜ん納得)
 その小鳥の声をもとに、
コンピュータで操作すれば、
もっといろんな曲が作れるのではないか?
とのアナウンサーの質問に対しては、
「自然の中で聴いた音は、
その場所の空気の振動を通して耳に入ってきているので、
その音はその場所でしか発生しない。
そこでしか聴けない音だから、
それに手を加える事は考えていない。」
との事。
まったく同感です。
本当は、自然の中でリアルに聴くのが一番なのですが、
そのメロディに癒され眠くなりそうになった一時でした。
 早く森のどっぷり浸かりたいなぁ。