猿板

遊山黒子衆SARUの記録

工悦邑遊山 其の一

kurokoshusaru2006-02-27

岡山市街地から車で1時間ほどの赤磐市(旧熊山町)に、
広い谷あいで、アーティスト3家族が暮している
工悦邑という芸術家村があります。

 ここに住む木工作家の榎本勝彦さんと、
奥さんで織物作家のえのもと聖子さん、
一子球磨(くうま)君と愛犬フブキの皆さんと、
もう10年ぐらいお付き合いさせた頂き、
ここは私の大切な居場所の一つになっており、
この週末は、我々夫婦と須美恵とMADOKAと遊び行くこととしました。

 工悦邑は、広大な広葉樹林に囲まれ、
河童池と名付けられた人工の農業用ため池すら、
自然にとけ込み、全く違和感がありません。

 我が榎本邸は、工悦邑の一番奥に位置し、
1万㎡の里山に自宅とアトリエを建て、
四季の変化と、静かな時と共に、
創作活動と自分流の生活を送っています。

 静かな林を抜けると、榎本邸が見え始めました。

榎本勝彦プロフィール
1952 岡山県に生まれる
1990 西アフリカ マリ共和国へドゴン族集落を探ねる
1995 「現代日本の工芸−伝統と前衛展」出品
   V&A美術館(ロンドン)
1997 フランス・スペインを経てモロッコイスラムの風土を探ねる
2000 「ガーデン−現代美術をとおしてみる後楽園」招待出品(岡山)
2004 日本キリスト教団・赤磐教会にて受洗