猿板

遊山黒子衆SARUの記録

ちょっと、命を懸けてみた

kurokoshusaru2006-02-23

今冬は大雪の四国ですが、
今月の春に向かっての三寒四温で、
下界はすっかり春めき、
雪山シーズンも終わりに近づいています。
そして今週末は雨・・。
これで四国の冬山は終わるかもしれない。
 でも、今ならまだ稜線には雪がたっぷりあるはず!
雪崩注意報が出ているが、
この機会を逃したら、来年まで雪と遊べない。
行くぞ!行くしかない。
いっちょ、命掛けてみるか。
 そんな想いで、昨日休暇を頂き、
雪山完全武装で身を固め、
店長と共に、西日本最高峰石鎚山に行って来ました。
 でも、メジャールートでは、誰でも見れる風景にしか出会えないので、
今回は石鎚南壁を真正面に見る事が出来る「面河ルート」で、
霊峰の真横に鎮座する「無名峰」に行くこととしました。
 この無名峰は、石鎚山と二ノ森に挟まれた、
四国No1の豪雪地帯にある、名前のついてない1,800m級峰です。
 石鎚山面河登山口より標高差1,000mを登り、
又、相当量の雪の付着がないと、
ピークはおろか足下にも登ることが出ない冬期限定ルートで、
たとえ雪があっても、急峻な斜面を長く横切らなければならず、、
経験と技術を必要とする難ルートでもあります。
 そして我々の前には、この三寒四温で凍った斜面や、
気温の上昇による雪崩の危険性が立ちふさがりましたが、
まあ、何とか目的を達成し、今日記を書いています。
でっ、その詳しい内容は後日、遊山黒子衆SARUのHP「店長が行く3月号」で報告します。
 現在、生きて帰った実感を、筋肉痛と共にじっくり味わっております。(笑)