猿板

遊山黒子衆SARUの記録

幸子的な一時記 新太郎の婿入り

kurokoshusaru2006-02-17

 昨日、我が家の愛猫、「新太郎」がめでたく婿入りしました。
一昨年から我が家で飼っている「フランソワーズ三吉」の第一子です。
11月15日に生まれたので「新太郎」と名付けましたが、
脱藩するどころか、とても気が小さく、
甘えん坊で内弁慶な雄猫です。

 本来は生後2ヶ月ほどで里親に出すのが理想なのですが、
事情があって3ヶ月になってしまいました。
 先日、伝染病の予防接種をしようと、近くの動物病院に連れて行った時の事、
バスケットに入れられた「新太郎」が、あまりに不安そうに鳴くので、膝に乗せたら、
ガタガタと震えていました。
家に帰るといつものように、
襖を破いたり、カーテンによじ登ったり、
大事にしている物を落っことしたり、
ティッシュおもちゃにしたり、
人間にとって不都合な事をやりたい放題しているのに・・・。

そんなこんなで迎えためでたい婿入りの日、
里親である友人のYさんは、
「新ちゃん」用にと揃えてくれたバスケットやベッド、
手作りのおもちゃを持って迎えに来てくれました。
 そこにタイムリーに集まってくれた仲間達と、
我が家で婿入り宴会となり、
みんなとおもちゃで遊び、写真を撮ってもらって、賑やかに過ごし、
無事、婿入りの儀式を終える事ができました。
その日の深夜、里親のYさんから電話がありました。
「あのぉ、新太郎が、ブルブルと震えていて、部屋の隅っこから出てこないんです。」
と・・・。
どうしてこんなに、まったい猫に育ったのか、わかりませんが、
心配ご無用!3日もしないうちに、いたずらが手に負えなくなりますよ、きっと。
やさしいYさんにもらわれた幸せな「新太郎」、元気に育ってくださいね。