猿板

遊山黒子衆SARUの記録

ポストマン和宏さんと愉快な仲間達 秋葉大祭物見遊山の巻 前編

kurokoshusaru2006-02-13

 郵便局にお勤めの和宏さんとの出会いは、
私が過去お手伝いをしていた山小屋でのこと。
実は同姓で、印象には残っていたのですが、
特に強い彼の個性と波長が合い、
時々山に街にご一緒させてもらいながら、
以来9年のお付き合いが続いています。
(写真中央の方です。)
 和宏さんは、とても世話好きな方で、
と言うか、捨て身な方で、
色んなものを惜しげもなくくださったり、
山に行けば、山で食べるには信じられない、
豪勢な食材を一人で持って上がり、
喜んでもらえることだけを生き甲斐にしている方です。
正に見返りを期待しないとは、この人の為にあるような方で、
この日も早起きして、高知市から町2つ挟んだ須崎市までいって、
須崎市と仁淀町は方向は全然違うのです!)
美味しいと評判のおにぎり弁当と、卵焼きを買って来てくれていました。

 さて今回は、和宏さんのいつも山に行っているお仲間の秋岡さんと宮地さんと一緒に、
毎年2月11日に高岡郡仁淀川町(旧仁淀村)別枝で行われる、
秋葉神社大祭にご一緒させた頂きました。
 実はここ旧仁淀村は私の父方の出身地で、
祖父は初代の村長を務めておりました。
和宏さんからは、今まで何度もお誘いを受けていましたが、
中々都合がつかず、今回やっとご一緒させていただくことになりました。
 この秋葉神社大祭は200年以上の歴史を持つ、土佐三大祭りの一つで、
この頃が一番寒いとされ、(当日は不思議と雪になると言われています)
この日を境に春が来るとも言われています。
幸い今年は雪は降りませんでしたが、やはり寒く、皆さん大変そうでした。
 又このお祭りは、ビジュアル面が素晴らしく、
毎年県内外からシャッターチャンスを狙って多くのカメラ愛好家が訪れます。

この日も、高そうなカメラをぶら下げた方が沢山見受けられました。
 私達は、6:30に高知を出発しましたが、祭り自体は夜明け前から始まっています。
8:00には到着しましたが、すでに沢山の車やバスが駐車し、出店も沢山出ています。
おっ!お囃子が聞こえてきました。
さあ、秋葉大祭の始まりです。