猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長の独り言

kurokoshusaru2006-01-07

中高年層を中心とした登山ブームも現在も健在のようで、
メジャーな山、マイナーな山問わず、
日本の山は元気な中高年の笑顔で満ちています。
それはとても良いことであると思い、
今後も続いて欲しいと思う所ですが、
装備に疑問を感じる方も多々見受けられます。
若い方にも共通するところですが、
先に書いた道具の話しの一連も是非参考にして頂き、
山という美しい特殊な環境は、
時に牙を剥くときがあると言う意識も携帯して頂きたいと思います。
町とは根本的に気圧が違い、
町の降水確率はアテにならない場合が多く見られます。
山での天気の急変は、予測しがたいもので、
逆に、荒天にであった場合の保険をかけておくべきだと思います。
携帯電話が通じたとしても、荒天ではヘリが飛ぶかは解りません。
どんな晴天でも、雨具を持つのはもはや常識であり、
防寒着の替わりもします。
又、ツエルトや、非常食、固形燃料等・・使わなければ幸いと考え、
是非緊急時に対応できる装備を携帯するようお願い致します。
装備も軽量化が進んでいます。
「まさかの時」は必ず起こると考えて頂きたいと思います。