猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立夏の剣山遊山 雲の海

鯉のぼり

 山頂を覆う雲が去り
小屋の鯉のぼりが空で泳ぐ
静かな初夏の朝が訪れた。


◆変化のとき
 一枚一枚
白いベールが青空に溶け
下界を覆う雲海が現れる。



この美しい風景には
拙い説明などいらないだろう。
                 

◆集うとき
 今日日帰りで
上がってくる仲間がいる。
この待つ静かな時間もいいものだ。


                 


 「着きましたよ!」
おはようございます (^_^)



やっぱり背負ってきましたか(笑)


             

◆かえり道
 「人に会うこと」
これも山の楽しみの一つ。



            


 下りはリフトに乗った。


               
登山者に寄り添う道具屋
登山道を整備してくれる山小屋
そして地元で頑張る人がいる。
私はお金は活きる使い方をしたい。



 「河童ちゃん
   ここも花が多いね」
                


  雲海の音なき怒濤尾根を越す  福田蓼汀