猿板

遊山黒子衆SARUの記録

晩春の梶ヶ森遊山 承

山桜

 「桜も見納めやねぇ」
登山口に一本だけある山桜。
季節は来週穀雨にはいる。
 夏は近いですね。


◆静かな始まり
 天気予報のせいか
登山口は私達の貸し切りで
今日は静かな山を楽しめそうだ。



◆若葉のこと
 標高約900m気温12度
沢風が吹く植林から歩きはじめた。
                    
そんな薄暗い林でも
中低木の芽吹が迎えてくれた。


           
                

◆花のこと
 「やっぱり
    今年は早いねぇ」



 咲いたばかりの
鮮やかな色のミツバツツジたち。
                   
 そうですねぇ
1週間は早そうですね。



◆滝へ下る
 一旦山道は
龍王の滝へ下る。



 清く澄んだ谷川
滝を見ながらの山歩きは
疲れを忘れさせてくれるもの。

                   
 この滝は特に美しいと思う。



                         濃く薄く奥ある色や谷若葉  太祇