猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「銅山峰」 街跡

ダイヤモンド水

 地質調査であたった水脈を
生活に利用したと言われるわき水
地中に残ったダイヤモンドの先端が名の由来で
今も澄んだ水がこんこんと湧いている。


◆ダイヤモンド水
 「一本立てようや」
飲んでも顔を洗っても気持ちがいい。
ここは休憩所として整備されている。



 「小夏でもどうぞ」
あ・・ありがとうございます (^^;)
                
◆トラス橋の焼鉱窯群跡
 この橋の対岸一帯には
精錬して銅を採った後の
酸化鉄が熔岩の様にせり出し
精錬所があった事を伝えている。



                   
◆目出度町の跡
 銅の精錬のための山林乱伐や
硫黄分や硫酸を含んだ煤煙によって
周辺の森林は被害を受け山は丸裸となり



                  
保水力を失った山は
洪水が頻繁に起こるようになり
南斜面目出度町では大規模な山津波が発生
多くの尊い人命が犠牲になった。



                  
また鉱毒が南斜面の沢に流れ込み
今でも飲むことは出来ないと言われる。



                  


  濃く薄く奥ある色や谷若葉  太祇