猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 今年の咲くら

清明のころ

 二十四節気の一つ清明
春分後15日目すなわち3月の節
太陽暦の4月4日頃に当たる。
 清く明るい気が満ちる意。


◆変化のとき
 芽吹き、開花、紅葉など
植物が変化には水と風が必要で
この時期の雨が助けているのだろう。



◆菜種梅雨(春の長雨)とは
 3月中旬から4月上旬にかけて
菜の花が咲く頃に冬と春が入れ替わる
前線の影響で降る長雨のこと。
春と夏が入れ替わるのが梅雨前線。
                    
この複雑な地形を持つ日本に
四季毎に現れる気象変化が
列島に辿り着いた「外来種」を
養ってきたのだろう。



◆人の関わり
 過去日本人、いや政府官僚は
水力発電で河川流域の森を変え
いま風力発電で風を奪おうとし
裏には大きな利権が潜んでいる。


                              
その官僚などが言う「環境」とは
長い地球の営みのほんの一瞬
氷河時代の一過性の風景でしかない。
 そこにまだ多額の血税が必要なのか?


                    
 雨がちだった桜狩りも
自然が織りなす一期一会の風景
そう感じることが大切だとも思う。
 雨もまた喜びの風景なんだ。


          


  満開のふれてつめたき桜の木  鈴木六林男