猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山登り 小さな島

春の陽

 街では梅が咲きほころび
陽射しも明るくなってきました。

 しかし山では
気持ちを切り替えなければなりません。


 今年の四国の山は積雪が多く
特に今時期はミックスの
歩きづらい雪質となって注意を要します。

 小雨降るガスの中を歩き始める。



 なかなか歩きづらい (^^ゞ




 「天気はどうかねー」
「大丈夫、晴れる!」と河童。
「どうっかなぁ〜」と私←八ちゃん風(笑)


                          


 ん?上空が明るい。



 やがて私達は
標高1800mほどの四国山地が顔を出す
低く穏やかな雲海の上に出ました。


                  
 登山者の歓声が
あちらこちらから聞こえてきます。

 いい日に来られたね。
 本当に。


 四国という小さい島で
山で見る雲に浮かぶ小さな峰峰が
とても愛おしく感じました。



                              風光りすなはちもののみな光る  鷹羽狩行