猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長安野尾谷へ行く 遊び尽くすこと

水に向かう

◆SARUの道
 安野尾谷のSARUルートは
入渓から標高差500mくらいの地点で
ちょうど入渓口に下る作業道に合流し
水量も減るためそこで終わりにします。
 また撮影しながら登っても4時間ぐらいと
日帰りで遊ぶにはちょうどの行程で
大小の岩が成す沢の造形が変化に富み
幾度訪れても飽きることはありません。
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◆隠れた滝
 その安野尾の主役は連続する滝です。
例えば大岩に隠れたこの滝は
信じられないような大きさの岩達が光と影を集め
明暗が織りなすその風景は「美」の一言に尽きます。

 そして流れ込む豊かな水は幾筋かに別れ
技量によってルートを変えることも出来ます。

◆三段の滝
 そして安野尾と言えばこの滝です。
下段のナメ滝は大きな釜を持ち
その脇にある6畳ぐらいの平らな大岩は
素麺など作って休憩するには絶好のポイントです。

 核心は中段10mの滝で
がんばれば直登可能ですが、
それはあくまでも経験者の領域で
しっかりした巻き道もあり慣れない方も安心です。

◆遊び尽くす
 安野尾SARUルートは短いとはいえ
グングン高度を稼ぐため滝以外にも
「登り」を楽しむポイントが沢山あります。

 でも高度な登攀技術を必要とする箇所は少なく
アスレチックに近いノリで遊ぶ
沢登り」の中の「水遊び」の美味しい所だけ
楽しめる遊山の場なのでしょう。
 さて、ひとやすみ