雪を纏った低木帯を抜けて空が開ける白髪分岐に出れば目線を静かに雲が流れていた。 ◆もう一つの頂 標高1540mの白髪分岐に立つ。次の頂カヤハゲの上を雲が流れ三嶺の頂は雲に隠されていた。 これは山と山の間で風がぶつかり発生した小規模な収束帯による雲で…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。