猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな日常 百日紅の花

先週末は 所用で故郷へ 山の緑に彩りを添える 桃色の百日紅が満開を迎えていました。 朝夕に吹く風は どこか秋の匂いがします。 おっナナフシ こんなところに(笑) 花火のように 弾けては散る百日紅は 賑やかな夏の思い出のようです。 たくさんの子供の笑顔…

処暑の剣山に集うこと 雨

空が時々暗くなる 霧雨降る見ノ越登山口から 鳥居を潜り神の領域に入る。 ◆雨に唄えば 降り始めは木々が受け止め この季小雨なら雨具は必要なく むしろ雨を感じて歩いた方が 自然を肌で楽しむことが出来る。 もちろんウエアは それなりのものが必要だが。 ◆…

処暑の剣山に集うこと 雲

今年は太平洋高気圧の張り出しが弱く この週末は大陸の高気圧が前線を押し下げ 雨上がりの変化の風景が期待できそうだ。 ◆夏を締めくくる 猿板を通して繋がった仲間たちと 処暑の入りに剣山頂上ヒュッテに集い 暑気払いの宴を設けることとした。 我が家はtoc…

立秋の黒沢湿原にようこそ 口福の時

蘭の仲間のナツエビネは 植物ウイルスなどの感染に弱く 温度管理をしても栽培は極めて難しいのに なぜ自然の中で元気でいられるのだろうか。 ◆湿原の果て 標高約550mの山頂部にある 南北長さ約2km面積40ヘクタールの 黒沢湿原に緩やかに流れる水は 南の端で…

立秋の黒沢湿原にようこそ 秋の気配

見守っていたお店が閉まり 心配していたサギソウは 木道沿いに沢山生えていた。 ◆白鷺揺れる 「いっぱい咲いてますよ!」 雑草のように生えちゅうね(笑) でも強いから湿原にいるわけではない。 いい環境には強い種が根を張り 弱い種は厳しい環境に追いやら…

立秋の黒沢湿原にようこそ 分け入る

柳田國男の著書『妖怪談義』に 記述のある妖怪の一つで 老人の姿だが夜道で赤ん坊のような 産声をあげるとされている。 ◆児啼爺の里 吉野川流れる徳島県山城町は 水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」で 有名になった「子泣き爺」の生まれ故郷。 この吉野川が…

tochikoな休日 涼

涼を求めて黒沢湿原へ。 なんやかやと 毎年訪れているお気に入りの場所です。 四国の小さな湿原でも 沢山の植物と昆虫たちが そして昆虫を待つ蜘蛛の多いこと! 目線は自然と下へ下へ(苦笑) 四方を山に囲まれたここは 沢山の命の住処になっています。 ゆっ…

孫猿と普賢さま2017 継ぐ

「楽しいかい?」など必要ない。 子供は遺伝子から湧き出す 好奇心がうずき勝手に遊んでいる。 ◆子供の心 日本人の子供が 囲炉裏や縁側などを見て 何となく良いと感じる。 それは人間に300年継がれる 遺伝情報(meme)と言われている。 だから孫猿達が何の違…

孫猿と普賢さま2017 踊る

300年を超す歴史がある普賢堂で いつから祭が始まったか定かでないが 明治以前からある事は確かだと言う。 ◆笹地区のこと 今では秘境のような笹だが かつては宿屋や商店もある 人や馬の通る交通の要所で 自動車が無かった時代は 山越えが近道だった。 笹の普…

孫猿と普賢さま2017 還る

永瀬ダム建設犠牲者の霊を慰め 水没集落をしのぶ5,000個の灯籠と 山間の夜空に打ち上げられる 花火で有名な「奥物部湖湖水祭」 ◆懐に還る 高知県最深集落の一つ「明賀」の 宝永5年(1708)建立とされる普賢堂で 旧暦6月23日の晩に行われる祭りが 今年奥物部の…

涼を求めた小田深山 水

キツネノカミソリ ヒガンバナ科の美しい花も 深山の渓谷に秋の訪れを告げていた。 ◆水が運ぶもの 本流だけで10kmに及ぶ なだらかな傾斜の小田深山には 1.5kmの遊歩道が整備されている。 年間8千億トンの真水が降る 改めてそのデーターを実感する。 私が子供…

涼を求めた小田深山 風

第64回よさこい祭 とらっくよさこいbyちふれは 金賞をいただきました。 ありがとうございました。 ◆祭りのあと まだ心と身体から 湯気立ち上るお祭河童を 心優しい和宏さんが 涼しい処に誘ってくれた。 「食材仕入れていこうや」 なるべくお金は地元で使う (…

tochikoな里帰り 盆花

今年のよさこいも 沢山の出逢いをいただきました。 その温かさを胸に 故郷に向かう夕暮れ 茜色の夕陽を写す新庄川を遡ります。 故郷は あの山のまだまだ向こう 着いた頃にはどっぷりと日が暮れているだろうなぁ(汗 今年も賑やかに始まっていました。 父が天…

夏の終わりの梶ヶ森 其の二

昆虫で最初に翅を得た カゲロウは秋の季語。 幼虫はすべて水中で生活し 成虫は弱々しく寿命が短い。 ◆沢に添う 風の通り道となる 沢に添った山道を歩く。 夏の河童はこれに限る(笑) ◆極まれば兆す 今年森の木々は 光合成出来手入るようで 秋の紅葉が楽しみ…

夏の終わりの梶ヶ森 其の一

東進していた台風5号は 偏西風に押されはじめて 速度がぐっと落ちてきた。 ◆夏の果 そんな夏の休日 和宏さんとkaturakoさんと 涼風を求め梶ヶ森を訪れた。 八畝の棚田の稲はまだ低く この台風も何とか乗り切るだろう。 ◆植林を歩く いつもの龍王の滝登山口に…

和宏さんの山便り 10年ぶりの常念岳〜燕岳(2)

大天井荘〜燕岳〜中房への下山。 ガスの中、切通岩を通過 大下りの頭をやっと登りきった頃に ガスの切れ間から槍ヶ岳が見え天気回復の兆しが...。 燕山荘までに可憐に咲く コマクサを撮りながらの歩きです。 ガスに覆われる前に燕岳に行くことができました。…

和宏さんの山便り 10年ぶりの常念岳〜燕岳(1)

高知発〜安曇野 一の沢から常念岳〜大天井岳へ。 早朝高知発。順調に安曇野に到着。 翌日。予約していた タクシーで一の沢登山口着。 雨の予報で覚悟はしていたものの 登山開始からの雨具着用は辛い登りとなりました。 谷を詰め常念乗越までの 胸突き八丁の…

tochikoなよさこい ありがとう

土佐の夏を彩る 今年のよさこい祭りも無事本祭を終え 今日の全国大会で幕を閉じます。 我がとらっくよさこいチームを 追っかけているある晩 電車待ちの時 ご高齢の男性に声を掛けられました。 「着ていらっしゃるのはとらっくさんのTシャツですね。」 「私は…

とらっくよさこいbyちふれ2017 本祭へ

いよいよ本祭に突入する 我がとらっくよさこいbyちふれ。 この日風が弱く蒸し暑い土佐に とらよさの涼風を吹かすぜよ! 「待ちよったでぇ〜!」 そんな多くのご声援が 私たちを熱く迎えてくれた。 よっしゃ始まったぞ! 2カ所の会場を経て 暑い時間帯に本部…

とらっくよさこいbyちふれ2017 前夜祭

2017年8月8日 40回の練習が打ち上がった スタッフは出来る事を全て尽くした あとは踊り子さんが良い色獲るだけで! 練習中ときに憎まれ役背負って きつい言葉を放った事もあったが それも乗り越えてゆく姿が眩しかった。 和気藹々だけでは磨けないものもある…

山猫さんと「カンカケ谷」 結

カンガケ谷を遡り 源流点の水場で休憩し 最後の登りに取り付く。 ◆葛籠折れの登り この稜線はどこから登っても 最後には急登が待っているが カンガケ谷の道は行程が短く メリハリがあって私は好きだ。 ◆臨機応変 西熊山を目指していたが 今日は不安定な気圧…

山猫さんと「カンカケ谷」 転

四国の沢沿いに多い テジロ(イヨシロオビアブ)対策は ・暗い色の服を着ない。 ・予防はハッカ油、刺されたら吸い出す。 ◆谷へ下る いったん山道は山腹を登り返し 再び下れば目指すカンガケ谷に降りる。 登山口で車に群がったテジロは ここまで全く気配がな…

山猫さんと「カンカケ谷」 承

フスベヨリ谷に架かる 吊り橋を渡り森に深く分け入る。 風の通り道になる沢は気持ちいい。 ◆沢が運ぶもの この谷もかつて沢登りを楽しんだが H19の土石流以来一度も入渓していない。 しかし日本列島は隆起と崩壊を繰り返し 平野が形成され私達は豊かな恵みを…

山猫さんと「カンカケ谷」 起

不安定な天候が続く四国。 夏の休日に山猫さんと奥物部へ 涼を求める遊山に出かけた。 ◆大暑の節 連日三十度を越える 最も暑い夏の土用の頃。 土潤溽暑(つち、うるおうてむしあつし) 土がじっとりして暑い時季。 ◆登山口 今回は岩と雪で揃えた 道具の具合を…

孫猿の夏休み「堂床河原」 火遊び

「火遊び」と言っても 火と正しく付き合うことが出来たら 人にとって大切な行為である事が 子供たちでも理解できる。 ◆火を操る 今回は子供でも簡単に焚火できる ネイチャーストーブを河原に持ち込んだ。 さあ空気の流れをよく見るんだよ。 この道具は煙突効…

tochikoな休日 水辺のこと

泳ぎに行く?? 「わーい\(^^@)/行く行く〜♪」 プールでもない 賑やかな海でもない 大きな川でもない そこは恐ろしいくらい澄んだ水の流れるところだよ。 ・・・・・{{ (>_ 冷たい水に入るのも経験経験(笑) 私も子供の頃はいつも 唇が紫色になってたな…

孫猿の夏休み「堂床河原」 水遊び

登山口から 遊びながら歩いても 30分足らずで河原に着く。 ◆堂床キャンプ場 「うわっ 広っ!!」 初めてのレオは興奮状態。 ここは上流は深いが下流が浅く 子供らを泳がすにはもってこいの河原。 ◆水の精霊 2人は着くやいなや 買ってもらったばかりの 海水パ…

孫猿の夏休み「堂床河原」 好奇心

この道を歩くのは ルイは3回目でレオは初めて お兄ちゃんは随分慣れた様子。 ◆子供の視線 「何かおるで!!」 狸かも知れないね。 街にはない気配を感じる 子供の感性は楽しい。 だから目の届く範囲では 子供にトップを取ってもらう。 「次のリーダーはレオで…