猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

和宏さんの花巡礼「大川嶺」 口福の後

峰が届けてくれた 久万高原町のコシアブラ。 街人は採るより買うが基本だろう。 ◆山上の宴 「今日はここでえいろう」 見晴らしのよい放牧施設跡で 和宏さんの口福を広げることにした。 春は天ぷらっしょっ d(^o^) 口の中でコシアブラと ウドの香ばしさが弾け…

tochikoな山歩き 川の道から天空の鉱山へ

仁淀川に架かる沈下橋の久喜橋 国道33号線を西に向かって走る時 いつも気になっていた橋でした。 「寄って行こうか」と和宏さん ☆川の道から 昭和10年に作られ 今も山里へ向かう生活道として利用されています。 高知県に現存する沈下橋の中では 最も古い…

和宏さんの花巡礼「大川嶺」 山上の菫

国道は標高1000mを越え ブナの森にはいったが 芽吹きには早かった。 さあ空が開けてきた。 ◆大川嶺へ 大川嶺連峰はなだらかで 広大な台地状の山容をもち 最高峰の笠取山、大川嶺、美川嶺など 1500m前後の山頂が連なる。 この大川嶺から四国カルスト一帯は 四…

和宏さんの花巡礼「大川嶺」 芽吹く頃

「今年は椎の花が多いなぁ」 梅の花も下向きが多かった。 今夏大雨にならなければいいが・・。 ◆寄り道 いつもの直販所に寄りますか。 ヨモギ香る柔らかい生地が 絶妙な塩加減の餡を包む 一個60円の焼きもちは逸品だ。 食材も仕入れていきましょう。 ◆新緑の…

太ったライオンはいない

鹿は餌があれば食べて増殖する。 鹿は根まで掘って食べて 翌年何も生えなくなって餓死する。 鹿は制限が外から加わらない。 狼は餓死しないように狩りをする。 目の前にいくら餌が沢山あっても 無くならないようにしか捕らない。 栄養ピラミッドの上位ほど制…

三嶺清明の節 鎮

この日登山者は少ないが 狭い山頂に居座るのは好きではない。 せっかくお天気もいいことだし 笹原でお昼にしようか。 ◆笹の海へ 三嶺の名の如く 三つの頂を持つ頂上部は 広く笹に覆われた女神の庭。 春の風を受けてさらさらと まるで笹が歌っているようだっ…

三嶺清明の節 結

昨夜和宏さんが 届けてくれた差し入れをどうぞ。 「わぁ よぉ冷えちゅう♪」 ◆三嶺を目指す 前回三嶺はいつだったか? かつて年間の休みの半分は この山域に入っていたのに 今ではすっかり遠のいてしまった。 ◆天狗さまの大岩 ここも背丈ほどの笹に覆われてい…

tochikoな里帰り 春の陽

静かな里山も 木々の芽吹きが始まり 鳥のさえずりと共に賑やかさを増してきました。 姉と二人で里帰りした週末 庭で干されているのは 布団だけではありませんでした(笑) ゼンマイがカラカラ〜(^^ゞ まだまだこれからやと 母に急き立てられ奥の山に(^^ゞ ゼ…

三嶺清明の節 転

荒れた峠道を抜け空が開ける。 足場が悪いから結構踏ん張って 足がへろへろになったよ。 この平坦地で一本しよう。 ◆鹿の寝床 ここは15年位前の冬 tochikoと鹿の足跡を追って 見つけた稜線付近の平坦地 風を避けれるテン場にもいい場所。 ◆東熊山に登る かつ…

三嶺清明の節 承

今日は古い峠道を登ろう。 それは森が下草を失い 荒れてしまった姿を もう一度見ておきたいから。 ◆繰り返すこと このツツジも凄いね! 桜のように花をつけている。 今年四国は表年のようだな。 ◆失われたこと 私が目印としていた ハリギリの巨木も倒れてい…

三嶺清明の節 起

R195から国越県道に入る。 物部川長瀬ダムの湖畔には 藤の花が咲き始めていた。 ◆上韮生川を遡る tochikoが里に帰った週末 のぞみちゃんと物部川を遡り 古巣三嶺に帰ることにした。 「タラが芽を出し始めた」 ◆分け入る 山桜の花びらが舞い 奥物部の森は冬の…

和宏さんの花巡礼「木屋平の桜」 口福の時

「さあ お昼にしようか!」 三木家から100mほど上がった 「貢公園」で口福を広げた。 ◆春の口福 しだれ桜に囲まれた 山上の公園に到着したとき 私達の貸し切り状態だった。 和宏さんが仕入れてくれた タラの芽で春の香りを頂いた。 「キスゴも裁いて来ました…

和宏さんの花巡礼「木屋平の桜」 夢の中へ

こんないい風景を ただで頂いちゃぁいけない。 『川井峠でとれた蕎麦です』 これこれ♪ d(^o^) ◆桜とお蕎麦 一杯500円の十割蕎麦は つなぎを使用しないため切れやすく 太めで舌触りは少しざらついているが だし汁とかき込むとそばの香り心地よい。 ◆阿波一番…

tochikoなお花見 峠の神様

未だ見た事がないでね。 と、和宏さんに案内してもらった場所は とても不思議な場所でした。 つづら折れの山道を登り たどり着いた標高700m程の峠には こぼれんばかりに桜が咲き そこだけがピンク色に染まっていました。 木屋平村から徳島への最も近い道は…

和宏さんの花巡礼「木屋平の桜」 咲くら色

国道を分け入るごとに 桜は見頃にかえってゆく。 それは時を遡っている様だった。 ◆花の滝 集落中にしだれ桜が咲き乱れ 阿波一番と言われるしだれ桜の名所は 今年も山間を桜色に染めて待っていた。 「散り始めやね」 ちょうどいい感じじゃない。 民家の斜面…

和宏さんの花巡礼「木屋平の桜」 残花の谷

「緑がモコモコしてきたね」 2016年最後の桜巡礼は 阿波木屋平の山間集落を訪れた。 ◆吉野川を渡る なおことのぞみと共に 四国三郎吉野川を渡る。 「お天気は花曇りやね」 ◆寄り道 「新居さんとこ寄って行こうや」 畑仕事をしていらっしゃるのは 山神様のよ…

河童の道具箱 今冬のいいね!

最近革新的なアイテムが現れず 行き詰まった感が漂う山道具。 こんな時だから基本に返る事が 大切じゃないかとも思う。 ◆ARC'TERYX:Alpha Comp Hoody 前期に続き今期tochikoも着始めた 2つの全く異なる素材を合わせ ハード、ソフトシェルの機能を活かした A…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 上久喜の花桃

後日katurakoさんと共に 花見遊山に出かけた和宏さんから 仁淀の花便りが届いた。 ◆土佐最深の桃源郷 仁淀川町上久喜地区にあり 地区の新名所にと15年かけて 植えてきた寒さに強い花桃。 地元住民が育てている桃の花が 春になると満開になり 白やピンクの愛…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 池川の河川敷

さあ お昼に行こうか! 仁淀川支流土居川に沿い 水面を染めるソメイヨシノ並木が 800m連なる池川ふれあい公園へ。 ◆雀始巣(すずめ、はじめてすくう) 春の気ますます盛んとなり 雀が巣を作りはじめる時季。 うちの小雀も元気モリモリだ。 ◆河川敷に集う さく…

tochikoな休日 爛漫

通勤途中の桜も 少しずつ若葉に衣替え さて 河童の故郷 仁淀川町には桜の名所が沢山あります。 帰りはみんなで遊べる ふれあい公園へ。 ねえねえ一緒に遊ぼう! ボール遊びも! 桜が咲くと自然に桜の下に人が集う。 お弁当を広げたりしたくなるのは 花びらひ…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 中越のしだれ

撮影に夢中なレオ。 「さあ次に行くよ!」 満開の桜集落を後に 君たちのご先祖様の元に行くよ。 ◆故郷へ帰る 仁淀村は私の故郷。 この山間で育った遺伝子が 君たちに生きているんだよ。 ◆中越家の桜 旧仁淀村別枝地区の 火産霊命を祀る秋葉神社。 その神力の…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 ひょうたん桜

春分の節に入ると 土佐の山間にも桜色が現れ 日本は桜の国だと実感する。 「これも鳥が運んだんやね」 ◆桜始開(さくら、はじめてさく) 本格的な春となり ようやく桜が咲きはじめる時季。 まずは旧吾川村桜地区に上がる。 そこには桜の銘木が待っている。 ◆咲…

家から遊山2016春 結

薄暗い杉林に生きる アオキたちが若葉を出し 花を咲かせはじめていた。 これもいい風景だと思う。 ◆鷲尾山を登る かつて土佐藩の薪を賄った 鷲尾山北側は昭和に植えられた 杉の間に広葉樹が育ち始めている。 ◆日だまりへ 広葉樹が育てば 土壌が生まれ草木が…

家から遊山2016春 転

私は芽吹きの頃の山桜の この色合いが好きなんだなあ〜♪ あぁ・・・ 桜餅が食べたくなったぁ(笑) ◆咲くら さくら さくら 野山も里も 見わたすかぎり かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり ◆ふたたび森へ 皿ヶ峰を下りた鞍部で ふたたび森の中…

tochikoな山歩き 南嶺

好きな山は? と聞かれたら 三嶺、梶ヶ森・・いろいろあるけれど 必ず入る鷲尾山です。 鷲尾山を含む山域を南嶺といい 太平洋と高知市の間にあります。 街を挟んで北山が見えます 春が来た事を いつもこの山で実感する。 それが楽しみで訪れているのかな。 …