猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2014-01-01から1年間の記事一覧

小屋じまいの遊山 寒昴

剱山頂上ヒュッテは この三連休で小屋じまい。 今期もお世話になりました。 ◆乾杯 この居場所があるから 温かく過ごすことが出来る 山小屋とはその様な場だと思う。 私達の為に今年から置いてくれた YEBISUを全部平らげて帰るぞ! お土産もたっぷり荷揚げし…

小屋じまいの遊山 初雪

剱山は祈りの山。 私は人生の折り返しにかかり この山に通い始め 多くの学びを頂きました。 ◆休憩 「河童さんみたいに一つの山に 通い続けるのも良いものですね。」 サヨコの身近にはその山はないと言う。 いえいえサヨコには 四国があるじゃないか ここは貴…

小屋じまいの遊山 再会

高知道を降りて夜が明ける。 「サヨコちゃん寝てるかな」 大阪の妹と再会する休日は 晴天が約束されている様です。 ◆夜明け 紅葉の盛りを過ぎた祖谷渓も シーズン最後の連休を迎え これから静かな冬が訪れます。 ◆帰郷 「お帰り〜♪」 「ただいまぁ〜!」 サ…

祈りの山の遊山 御宮

参道脇の杉林に ブナの木が現れだしたら 長い石段の終わりは近い。 ◆山頂のこと 標高1,079mの山頂には 安徳帝と平教盛が合祀される 韮生大山祇神社があります。 古来この山は女人禁制の 修験者たちの霊山でした。 ◆神に懐かれて 一年の安全登山を祈念して 遠…

祈りの山の遊山 石段

狛犬が守る参道が始まる。 山頂まで約1時間続く長い石段は いつの時代に積まれたのだろう。 ◆時を遡る ただひたすら真っ直ぐ登る 古い石段の参道を守るように 長い時を刻む杉の大木が並ぶ。 ◆人が残したもの 参道には文久二年と刻まれた 250年前の狛犬や祠な…

tochikoな裏山 参道を歩く

山歩きの楽しみ方は 山の数以上にあると思う。 今回はnoroyamaさんと 人の息遣いが聞こえてくるような参道を 一緒に歩く事ができました。 山の名前は「御在所山」 でもこの日は登山ではなく 神社に続く参道を歩きます。 大屋敷 かつては屋敷が立ち並んでいた…

祈りの山の遊山 里道

韮生の里を見下ろすように 深きところに座する山がある。 そこには古からの祈りが刻まれている。 ◆祈りの山へ 大阪の仲間のろさんと 訪れたのは香美市の御在所山。 ここは長く私達夫婦を引きつけ 毎年通う居場所でもあります。 ◆人の跡 幼帝安徳天皇の伝説が…

剱山の冬枯れ遊山 思う事

「大山が見えゆうね」 ここのところ週末の天気が良く 2週つづけて大山が見える事は 滅多にある事ではありません。 ◆居場所へ 今期和宏さんの16回目になる 剱山の山頂部が見えてきました。 「今年はあと二回ぐらいかな(笑)」 私達はここが頂上です。 山神様…

剱山の冬枯れ遊山 枯葉色

和宏さんはいつもの場所に ヒマワリの種を置き土産。 これから森に生きるものは 長く厳しい冬を迎えます。 ◆晩秋の音 サクサクと落葉が奏でる 雪が降るまでの心地よい音。 この落葉が土壌を養い森を育てる。 ◆小枝輝く 今年沢山伸ばした小枝が 朝の斜陽を受…

剱山の冬枯れ遊山 目覚め

「小屋締めまでに あと何回行けるろう?」 そんな和宏さんと共に 仕事をさぼって剱山へ。 ◆朝霧の中で 「私は今期15回 行っちゅうがやき」 と子供のように笑う和宏さん いやいや恐れ入りました。 国道から観る祖谷の里は 今が盛りの紅葉に明るい朝霧を纏う …

河童な夏祭り2014 よさこい東海道

晩秋の沼津に 踊り子が舞い降りる。 人と人、街と街をつなぐ祭り。 それがよさこい東海道! ◆とらっく出陣 11月7日23時 土佐を発つ我がとらっく踊り子衆 今回の楽しみは沼津の祭を煽ること。 さあさあ 行くぜよっ!! ◆おもてなし 夜明けと共に沼津入り。 早…

tochikoな里帰り 霧の里山

久しぶりの休日 夏以来の里帰りでした。 稲刈りもお豆さんの収穫も終わり 里山はもう冬支度に入るころ。 それではお正月用の干柿にと 張り切って裏山に行ったけど・・・ 全部で10個 (((^^;)まあ こんな年もあるわねぇ〜 (^0^;) ☆里山散歩 色づきかけた柚…

和宏さんの口福遊山「石鎚山」 一等席

初冬は琥珀エビスが良い! いつもお酒を呑まない和宏さんに 甘えるアルコール依存症ですw ◆頂に拘らない ここは石鎚山北壁を望む 稜線にある開けた平坦地。 「頂上よりこっちがいいね」 そうですよねkaturakoさんd(^o^) ◆宴会遊山 天に聳え立つ北壁を眺め …

和宏さんの口福遊山「石鎚山」 落葉道

私は初冬の道を歩くのが好きだ。 気温も下がり空気も乾き始める 汗っかきな私には快適な時期で 何と言っても落葉の音が心地良い。 ◆落葉時 落葉した枝が澄んだ青空に踊り 越冬芽が赤い色を森に添える。 やぱり落葉の森は気持ちいい。 ◆霊峰座する処 土小屋か…

和宏さんの口福遊山「石鎚山」 上天気

川霧立つ朝の仁淀川。 紅葉の混雑を避けた平日に 和宏さんkaturakoさんと 霊峰石鎚山を訪れました。 ◆川霧立つ 仁淀川を遡る国道を走り 紅葉の名所面河渓谷に入る。 渓谷の紅葉はこれから 見頃を迎えるようです。 ◆紅葉の空道 「綺麗や綺麗や!!」 紅葉のト…

猟師K歯医者さんの山歩き「三嶺」 風の音

ちょうど紅葉の見頃となった 三嶺に生きるコメツツジの群生が 私たちを迎えてくれました。 ◆天空の珊瑚礁 猟師Kさんも歯医者さんも 盛んにシャッターを切る。 今日はどこにレンズを向けても シャッターチャンスですよね。 ◆頂を後に その満開の紅葉を求めて …

猟師K歯医者さんの山歩き「三嶺」 頂の音

東に四国の霊峰剣山が座る。 ここは剣山地の真ん中にあり 山域を望む絶好のポイントです。 ◆カヤハゲ(東熊山) 天候には恵まれたものの 発達する低気圧の影響で この時は風が強く吹き付け 休憩も早々に頂を後にしました。 ◆天狗岩 三嶺に向かい一旦鞍部に下…

猟師K歯医者さんの山歩き「三嶺」 森の音

沢が削り込んだ谷を登り 奥物部の森に深く分け入れば 身体に感じるものは水から 風が奏でる森の音に変わる。 ◆ヌル谷のナロ 25年間通い沢山の仲間や 子供達と遊んだいつもの森は 落葉の時を迎えたようで 秋の空を見せてくれました。 ◆逆光の森 稜線から朝日…

猟師K歯医者さんの山歩き「三嶺」 水の音

「連休は月曜日ワンチャンスやね」 そうですね。稜線の紅葉も見納めやし 「三嶺から稜線を歩こうと思う」 良いですけど稜線は荒れそうですね。 ◆連休最終日 そんな訳でKさん歯医者さんの 今期最後の稜線紅葉遊山に合流し 私達の古巣奥物部の森を訪れました。…

河童の日々遊山 祈り

雨の三連休初日は 友人のギャラリーの企画展へ tochikoと2人で訪れました。 ◆想いのこと 特に今回の企画展には 私の中で温めていた想いが やっと形になる期待がありました。 ◆石原稔久 陶展「祈り」 仏像を初めて作ったのは10年以上前。 なんとなく転がって…

子猿の紅葉狩り+α 遊山 かえり道

この週末は天候に恵まれ 快適に過ごすことが出来て 大人も子供も良い思い出を 心に残すことが出来ました。 ◆今年の紅葉 今年の四国山地は 頂上付近から山麓まで 一斉に紅葉がはじまる 風景を見せてくれました。 それは大陸の寒気が早く訪れ 急に気温が下がっ…

子猿の紅葉狩り+α 遊山 結

山で過ごす時間は ゆっくりと流れてゆく 久しぶりのトランプ遊びも 大人にとっても楽しいものでした。 ◆静かなとき あんなにはしゃいでいたのに やっぱり疲れていたのでしょうね。 まあ夕食まで寝かせておくか。 日帰りの登山者が山を下り 山にひとときの静…

tochikoな山歩き 実り

この小猿たちのお母さんとは よく一緒に歩いたなぁ。 今年の秋色がどんなに映っちゅう? 手を繋いで歩く後ろ姿を見ながら 月日の経つのは早いものだと あらためて感じました。 ☆二人のお山 お兄ちゃんどこぉ〜? あ、おったぁ〜♪ ねえ、あの山に行ってみた−…

子猿の紅葉狩り+α 遊山 転

訪れるたび気づきがある 私達の通い慣れた山であり 道の整備も行き届いた剱山は 子供連れでも安心出来る山。 ◆優しい山 剱山は2度目になるルイは レオの足下に気を配っている この子供ならではの目線も 自然の中では大切なものなのです。 ◆大切な絆 「レオ …

子猿の紅葉狩り+α 遊山 承

ブナや欅など大木の下に シロモジや楓たちが生きる 登山口から始まる広葉樹の森は この日紅葉の盛りを迎えていました。 ◆今年の風景 今夏は雨の日が多く 光合成が十分でないため 紅葉の色が薄いようでしたが これが今年の一期一会でしょう。 ◆もみじ 秋の夕…

子猿の紅葉狩り+α 遊山 起

そりゃ〜 眠いわなぁ 明日山だって遅くまで眠れず 5時に起こされたんだものね(笑) ◆行楽シーズン到来 夏の台風で観光客の減った 祖谷郷は秋の行楽シーズンを迎え 多くの観光客が訪れていました。 良かった 良かった (^_^) ◆もみじ祭 剱山に向かう国道も 紅…

河童の日々遊山 単独行

誰とも話すことなく ただ自然を見て聞いて感じている。 ひとりで山に入ってゆくことは 歩く座禅のようなものだと思う。 ◆自然に学ぶ 四方を海に囲まれた日本には 世界一美しい四季の変化があり 私達の祖先はその変化を観察し 学び知恵を培ってきたのだと思う…

剱山へ紅葉狩り 和む

雲一つない澄み切った空 そして穏やかな風抜ける山頂 こんな気持ちのいい休日は そうあるものではありません。 ◆穏やかな休日 多くの登山者や行楽客で 山頂はとても賑やかでした。 そして今夏キャンセルが続いた 山小屋も満員御礼で良かったね (^0^)/ ◆心交…

tochiko居ぬ間の一輪挿し 才能

あけび(木通・通草) 名は「開け実」の意 アケビ科の蔓性落葉低木 花言葉 : 才能 唯一の恋 山地に生え4月頃淡紅紫色の花をつける。 果実は淡紫色で秋熟して縦に割れ 果肉は厚く白色半透明で 多数の黒色の種子を含み甘く美味。 つるで椅子・かごなどを作り …

剱山へ紅葉狩り 冬色

谷沿いの陰地には 霧氷が冬の色を添えていた 日本は四季折々の変化がある。 この国に生まれて良かったと思う。 ◆冬来たり 頂上までの山道には 落葉の絨毯が敷かれていました。 カサカサと鳴る軽い初冬の音色 なんて心地いい音なんだろう。 ◆まわり道 「次郎…