猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

河童の独り西熊遊山 風が吹く

この森の事を書いたら 本当に切りがなくなる。 とっとと先に進まなくては(苦笑) ◆核心へ カツラの大木を過ぎれば 稜線への急登が始まります。 ここは冬期雪が吹き溜まる難所 しっかり木を覚えておかなくては・・・。 ◆秋色へ 葛籠折れのきつい登りにある …

河童の独り西熊遊山 森に帰る

春一番に芽を出すトリカブトは 一番最後に花を咲かせ秋を告げる。 今年も花はその役割を終え また長い冬の眠りにつくのです。 ◆沢の森 サワグルミ、カツラ、欅など 沢に沿って登る道にある森には 水を好む木々が生きています。 それは木々が選ぶのではなく …

河童の独り西熊遊山 谷を遡る

柴栗が毬を落とし始めました。 小粒ですが味がは濃い山の栗を 昔ご飯と一緒に焚いて食べたっけ。 ◆いつもの森 今日は一旦谷へ下り 沢に沿って頂を目指す道。 25年間通ったこの山域の 木々も大きくなりました。 そして今年も秋の花が咲き 季節は確実に巡って…

河童の独り西熊遊山 よりみち

お彼岸になれば きちんとヒガンバナが咲く 植物の暦は正確なものです。 ◆秋に染まる 夏の大雨を耐えた稲達が 金色に染まり始めました。 この日本人らしく揃えられた風景に 心が躍るのは遺伝子のお陰でしょう。 ◆朝に染まる 暗がりのR195を走り 旧香北町で夜…

子猿の山登り遊山 心に刻むとき

「hika 見てごらん お空が綺麗だね。」 この風景が記憶が残らなくても hikaの心に確実に刻まれたと思う。 ◆静寂のとき かつてある日本を代表する写真家に 良い写真を撮るコツを聞いた答えは まず「ともかくシャッターを切ること」 そして「美しいと思う心を…

子猿の山登り遊山 星月夜の下で

登っている最中いつの間にか 雨は止んでいたようでした。 そんな楽しいことだけ覚えている 思い出をたくさん残してゆきたい。 ◆変わりゆくとき 変化の時が始まったようで 山神様も表に出てカメラを構える。 雲の下にある雨上がりの澄んだ空気に 沈み行く太陽…

子猿の山登り遊山 居場所へ登る

「おにいちゃ〜ん」母に背負われたhikaの笑顔が あやとを迎えてくれました。 ◆家族で登る 「河童ちゃん負けたね」 そうだねぇ〜 でも あやとは嬉しそうだね (^_^) ◆好奇心で登る お父さんは山登り初体験だから ここからあやとがリーダーだ(笑) 子供は身体…

子猿の山登り遊山 好奇心広がる

「う〜ん・・・ あんまり美味しくない」 あやと 正直でよろしい d(^o^) ◆源を見ること 朝車から見た祖谷渓谷は ここから始まるんだよ 減少だけ見ることなく 源流を見ることも大切なんだ。 ◆見つけること 「河童ちゃんどっち?」 自分の行きたい方に行ってみ…

子猿の山登り遊山 始まりのとき

「ママ抱っこちてぇ〜!」 朝から全身全霊で戦うhika。 子猿の山登りは雨のスタートでした。 因みにウチの孫猿は発熱の為断念(T_T) ◆優しい山へ いよfamilyと向かった山は 小屋があるから安心して登れる剣山。 山間国道から見える祖谷の渓谷に 心なしか秋色…

秋の信州遠征の壱 想い向くまま

土佐から高い交通費と 三連休を使って低山一つ。 これが無駄であっても堂々と行う それが私たちSARUの遊山なのです。 ◆お猿な遊山 混雑したメジャーな山を ストレスを感じながら歩くより 私達はのんびり遊ぶ方が心地良い。 また四国にあるガイドブックでは …

森林は二酸化炭素を吸収するか?

=光合成= 二酸化炭素 + 水 → 植物の成長 + 酸素 正しくは植物は二酸化炭素を原料にして 自分の体と生きていくエネルギーを作ります。 ◆酸素だけ増えない理由 つまり植物は二酸化炭素を「還元」して 「炭素」を得てそれを体にするものと すぐ酸素と再結合…

秋の信州遠征の壱 心の向くまま

朝に隠れ家をゆっくり出て 名だたる信州の名山を眺め お昼を摂るために下山出来たこと。 ◆山高きが故尊からず それはこの地に住む友が居てくれるから 最小限で最大の楽しみを味わえた。 それはとても有り難い事だと思う。 ◆楽しむとき 夕食までたっぷり時間…

秋の信州遠征の壱 気の向くまま

河童流な飯盒炊爨は 取っ手と蓋の間に詰め物をして 飯盒内の圧力を高める。 ◆土佐派おじや 出し汁を多めに作って オジャコをタマゴの上に たっぷり乗せて召し上がれ。 さあ!朝めし出来たよ〜♪ ◆2回目の予定変更 前日ひつじ丸さんが見た 八ヶ岳赤岳への美濃…

秋の信州遠征の壱 足の向くまま

四国と本州を結ぶ 明石大橋にさしかかった時 ちょうど夜明けを迎えました。 ◆ハプニング 吹田SAでnoronoyamaさんと合流。 「名神が事故で通行止めの様です」 が〜ん!! 迂回路にとった 京滋バイパスは大渋滞でした。 ◆遅れたこと 気象庁が快晴を約束した 今秋…

源流の森の遊山 結

これほどまでに 後ろ髪を引かれた森は 今まで記憶にないなぁ〜。 ◆稜線に向かう 「泊まりに来たいね」 思い残すより思い切る お天道様を拝みに稜線に出ようや! ◆寛ぐとき 森を覆う霧を抜けたら 一ノ森の頂が現れました。 この日お休みだった ヒュッテの庭を…

源流の森の遊山 転

「風が気持ちいいね」 この滝から吉野川の支流 「穴吹川」がはじまります。 ◆水の国日本 中央に山脈を持つ島国である 日本は世界屈指の水資源大国。 その水豊かな風土は多くの命を養い 日本文化を育んできました。 ◆深い処へ Kさんと歯医者さんの とっておき…

源流の森の遊山 承

これは食用菌ヌメリツバタケモドキ。 これらキノコは私たち動物と同じで 食物である木を食しCO2をはき出す。 ◆菌類の役割 その様な無数の菌類が暮らす森は 常に生物に大切なCO2を大気に放つ。 森林がCO2を吸収しないのは 科学的根拠に基づいた事実なのです。…

源流の森の遊山 起

前線に翻弄された秋の始まり。 でもやっと変化の兆しが 天気図に現れはじめました。 ◆天が動くこと 吉野川を遡る国道から見る 四国山地を覆う雲は動き始め 心がはずむ予感がしました。 ◆雨上がりの森 「河童ちゃん秋らしく 前景にススキを置きよ」 そんな猟…

ありがとうございます

日記をつけ始めて 2,984話の昨日で「猿板」は 9年の節目を迎える事が出来ました。 このお猿なblogの 第1期があるとしたら 店長、魔王達と共に 野山を駆け巡った頃かなぁ。 第2期はEネットを介して 日本中の仲間と繋がり 共に歩み始めた頃から始まった。 子…

夏休み最後の遊山 少年時代

おーあーよっ! おもいっきり朝寝坊な おふたりさん d(^o^) ◆晴れた朝のこと 昨日のお鍋を おじやでやっつけて 早く遊ぼうや (笑) ◆自然を学ぶこと るい君お待ちかねの 焚き火をtochikoが指南 「細い枝から燃やすがでぇ」 そして火を操るためには まずは風…

tochikoな休日 あの日の空

子供とのキャンプが 私に思い出させてくれたこと 夜がちゃんと暗いこと 暗闇を恐いと思ったこと 水がちゃんと冷たいこと ごはんを作る時間のこと 欲しいものは自分で探すこと 子供の頃 兄と近所のお兄ちゃんたちと 遊びに行った時のことと 目の前のるいが重…

夏休み最後の遊山 マヨヒガ

「焚き火するがやろ ボクが木を切るきね!」 一生懸命小さいナイフで 倒木に挑む大きな好奇心 (^_^) ◆体験すること 燃料は無尽蔵にある それが自然というもので 感じることが大切なのです。 ◆自分のものとすること 薪が出来た頃には すっかり日が暮れてしま…

夏休み最後の遊山 静かな時

「雨が止んだでぇ〜♪」 俄然やる気が出てきたるい。 子供はこうでなければなりません。 ◆好奇心のこと 何にでも興味を示す 人はやる気満々で生まれて来るのに 最近の若い人観ていて大人になる毎に 自信を無くして行く様な気がする。 ◆忘れ去られたこと 今回…

夏休み最後の遊山 変化の時

「ボクはザルうどん!」 いつもの峠の食堂で がっつり食べて 森で大暴れするんだぞ!! ◆源流域へ 孫るいの夏休みfinaleは 奥物部の森でのキャンプです。 不安定な天気予報でしたが 私たちがいるから大丈夫 d(^o^) 物部川へ流れ込む上韮生川も 大雨の影響から…