猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな山歩き 夏の彩り

山に行かなかった週末写真を振り返ってみました。 6月 よーし、山を歩くぞーって時に 迎えてくれる山の花は 森のシャンデリア 栃の花です。 去年の今頃は みんなで八つに行き そこで嬉しいバッタリもありました♪ 四国では出会えない 高山植物も沢山。 大暑…

猟師KさんのPhotolife 墓場尾根の春

西日本最高峰「石鎚山」 この古い死火山の東陵尾根に 「墓場」と呼ばれる場所がある。 ◆天を突き刺す 四国唯一の森林限界線に迫る 天を突き刺す急峻な岩陵には 森を育てる土壌が形成しづらく 痩せ尾根独特の植生があります。 ◆天を染める この尾根は秋には …

祭りのあとに 樹々そよぐ

みなこい祭でほたえ過ぎ 翌日仕事を休んだ妖怪です。 この馬鹿で呑兵衛なのは 死ぬまで治らないようですね。 ◆家で遊山 森で昼寝と思ってましたが 何分お酒が残っているようで お天気も不安定なようなので 過去の遊山を楽しむ事にしました。 ◆継がれる 今回…

河童な夏祭り2014 とらっく初陣

いよいよ本祭まで二週間を切り 練習も仕上げに入る我がチーム。 招待された香南市の港まつりが 今年の踊りのお披露目です。 ◆香南市みなこい港まつり 海に面した高知県香南市にある 四国最大級の野外ステージ 「天然色劇場」でのイベントが この祭りのメイン…

河童の日々遊山 別れのこと

いつも失ってから悔やんでいる。 忘れることが鎮痛剤なんだろうが 自分の学習力の無さを痛感しています。 携帯電話が鳴った時 何故か嫌な胸騒ぎがした。 神は最も痛いところを 天に持って行かれた。 SARUの隠れ家「mamma Italia」は キャンプ仲間だったマス…

子猿の夏休み「普賢さま」 心を頂く

来てくれて嬉しいと語る心が 手作り料理の一つ一つに 籠もっている様に感じています。 ◆心を持ち寄る 厳しい環境にあるから「助け合う」 ものが乏しいから「分かち合う」心は 災害も含め自然と対峙し共に生きてきた 先人が培った「知恵」だと思っています。 …

tochikoな夏祭り 提灯の下

もう何年になるかねぇ到着してすぐ おんちゃんが笑顔で 話しかけてきてくれました。 もう20年近くになるのかなぁ。 みんなで水遊びをした この美しい川から見える 山のずっとずっと奥に おんちゃん達の暮らしがあります。 里帰りの人と よそから来た人とも…

子猿の夏休み「普賢さま」 木霊の祭

20年前になるのだろうか? 始めてこの祭に導かれたとき こんな深山で祭が行われている事を 我が目で見るまで信じられませんでした。 ◆帰る場所 「いらっしゃい よお来たにゃぁ」 いつもの笑顔が子猿たちを迎える。 皆さんも元気でなによりです。 今年もよろ…

子猿の夏休み「普賢さま」 水と遊ぶ

「全部食べれるき!」 小学生になった孫ルイは 峠の食堂からやる気満々です。 ◆深山に向かう 初めての夏休みに弟レオを連れ いよちゃん一家と待ち合わせの場所へ。 子猿の夏休み2014第一弾は 奥物部明賀にある普賢堂の夏祭りです。 ◆三つ子の魂百まで 物部川…

河童の道具箱 日本人の発想

土佐は梅雨明を迎え クマゼミがシャンシャン鳴く 賑やかで熱い夏が始まりました。 ◆tochikoと朝食 そんな休日の朝食は 車検を頼んだディーラーの モーニングサービスセット。 このボリュームで何と250円!! ◆季節の色 続々と入荷する春夏物と 来期の春夏物の…

嵐の後の遊山 和むとき

森の涼風が吹きあがる 稜線は気持ちの良いところ。 冷たい空気は雲をつくり 風景は刻一刻と変化する。 ◆居場所へ その四国の天への最前線に 剱山頂上ヒュッテがあり 山神の居場所にふさわしい場所。 ◆心を交わす ちょうどお昼前に到着。 休日の頂は賑わって…

tochikoな山歩き 森の住人

「私もあの日記を見て ヒュッテに泊まりたくなりました」嬉しいのろやまさんとの遊山は ここから始まりました。 自然の中で吹く風のように 沢山の生き物たちと出会える のろやまさんワールド 一緒に歩いていると「ほらあそこに!オオルリかなぁ」 「あ、カミ…

嵐の後の遊山 光射す森

「これ飲んで元気にいこう!!」 出たっ!和宏さんのマイブーム 栄養ドリンク「アリナミンV」(笑) ◆差し入れ 「お餅も食べてください」 ニッキの利いた手結山の餅。 子供の頃から食べてた土佐の菓子 山で甘いものは有り難いものです。 和宏さんの差し入れは …

嵐の後の遊山 涼風出流

「やっぱり涼しいねぇ〜」 森に入れば空気が変わる。 森は晴れるほど空気を冷やす。 ◆木陰のこと 植物は葉の水分を蒸発させて 発生する気圧差で水を吸い上げ その際奪われる気化熱で空気を冷やす。 木陰が涼しいのは樹木が生きているお陰です。 ◆ブナの森の…

嵐の後の遊山 友来たる

台風が過ぎ去った後に すがすがしい晴天が訪れるのは 大陸の冷たく乾いた空気を伴った 高気圧が列島全体を覆うから。 ◆台風一過 四国を足早に去った台風8号は 幸い土佐に大きい被害を残す事なく 静かな週末を迎える事が出来ました。 「吉野川は増水しちゅう…

河童な夏祭り2014 はじまり

さあさあ!! 相棒と私たちで立ち上げた よさこいチーム「とらっく」 今年も熱い夏が始まるぜよ! ◆御喜楽 三々 私も面接から参加して 選ばれた150名の踊り子衆は 初日から目が輝いていました。 ◆万御荷物承ります 練習が始まって三週間。 振り付けも後半に入…

和宏さんの花巡礼「赤太郎」 山滴る

雨、雪、雲、霧、虹、夕焼け 水は変幻自在に姿を変えてゆく。 大陸からほど良い位置にある温帯 日本の風景は水が造る風景だと思う。 ◆雨と歩く 登山という人の行為では 雨はつらく感じる現象ですが それは人が感じるものであって 自然は喜んでいる様に感じる…

tochikoな山歩き 赤太郎の妖精

今年の鍛錬登山第二弾(苦笑) 遠慮のない登山道を 登り続けること数時間 雨で煙った風景に 光が灯ったように 桃色の花を見せてくれたのが タカネバラでした。 しんどい思いをしても この時期はどうしても見ておきたい花のひとつです。 他にもぼんぼりのよう…

和宏さんの花巡礼「赤太郎」 赤い山

東赤石山を形成するカンラン岩は マントルを構成する深成岩の一種で 比重が大きく地表まで上昇するのは 大変稀れなことだと言われています。 ◆赤太郎と呼ばれた山 カンラン岩が赤褐色に酸化した 四国では珍しい岩稜が「赤石」の由来で 東赤石山は特に赤い頂…

和宏さんの花巡礼「赤太郎」 水の山

東西に尾根を張る法王山脈は 南と北の風をまともに受けるため 局地的気象変化を起こしやすい山域で 下界の予報は当てにはなりません。 ◆八間滝 北側は海抜0mから一気に 標高1,800mに上がる地形が生む 山水を集める落差60mの分岐滝は 東赤石山のシンボルでも…

和宏さんの花巡礼「赤太郎」 力の山

「今日はこれ飲んで 力をつけていこう!!」 和宏さんから手渡されたのは 栄養ドリンク・・・(苦笑) ◆がちっ遊山 猟師Kさんkaturakoさん 歯医者さん達と向かった山は 標高差1,000m越えの東赤石山。 おのおの方油断めさるな!! ◆始まること 旧別子村を流れる銅…

猟師KさんのPhotolife 奥白髪山

カメラを持った土佐マタギ。 名コンビ歯医者さんと共に 四国の山を駆け巡る猟師Kさん。 ◆平成26年5月21日 今回は土佐藩のお留山 本山町の最深部「奥白髪山」 ここは樹齢100年を超える ヒノキの老木が多く自生する 独特の風景を持つ山です。 「河童ちゃん こ…

祈祷の山の遊山 静かな時

夜中覆っていた 雲が去った朝の山頂は 雨上がりの澄んだ空気に 包まれていました。 ◆変化のとき 時間と共に雲が流れ 次第に空と山が目の前に現れ 音のないドラマが始まります。 ◆神のとき 朝の予感は当たった 久しぶりのブロッケン現象。 それは祈祷が神に通…

tochikoな山登り 初夏の植物と

雨の休日は 河童と二人で 約束していたヒュッテに向かいました。 登山口の石段の横では ハナバチがせっせと蜜集め(^_^) 雨の登山は辛いものですが 幸いこの日は 傘をさして歩ける程度の雨でした。 それに何より 頂上にヒュッテがあるから 安心して登ることが…

祈祷の山の遊山 山泊まり

今回も病と向かい合う仲間の 無難を山神様にご祈祷しました。 「一日でも早く共に登る喜びを 分かち合える日が来ます様に」 ◆山神様と 「今日は泊まれんのじゃ たいへん残念なことです」 道の整備を終え上がって来られた 山神様とは宴はまた次回ですね。 ◆静…

祈祷の山の遊山 傘射して

美味しそうな食用菌(笑) 軽く湯がいてポン酢で食す。 菌類は木々が取り込んだCO2を 再び大気に還す大切な命。 ◆雨に唄えば そんな雨の森を歩くには 蒸れる雨具なんか脱ぎ捨てて 水と空気を肌で感じられる 傘一本で歩くのが一番。 ◆水の風景 正にみずみずし…