猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

塔ノ丸の雪舟遊山 雪の子供

雪の頂に満足(満腹)し 楽しのげに帰り支度するtochikoは 土佐の雪国「梼原」で生まれた 雪が大好き「雪ん子」なんですw ◆優しい山 なだらかで広い山頂部を持つ 塔ノ丸は雪崩の危険も極めて低く スノシューで遊ぶのには もってこいのフィールドです。 ◆はし…

塔ノ丸の雪舟遊山 山の口福

よしっ! ここにしよう。 頂上を目の前にした小ピークで 今日の遊山を終わりにしました。 ◆この日の居場所 私達SARUの遊び方は 「登山」ではない「遊山」 四季折々歩くその日その時の 旬となる場所が目的地になります。 ◆持ち寄る楽しみ 「眺めも良いしね」 …

塔ノ丸の雪舟遊山 風の造形

登りを妨げるもののない 新雪の快適なゲレンデで 私達3人はあっという間に スキー場天辺に辿り着きました。 ◆静かなこと 白い斜面の向こうに見える 阿波の国を眺める静かな一時。 「これって贅沢だよねぇ」 ◆冬の空へ 人が作ったスキー場を過ぎれば 自ら住処…

塔ノ丸の雪舟遊山 ゲレンデ

この週末の四国山地には まだたっぷり雪が残っていました。 和宏さんとは正月以来の遊山やね。 「はい。引きこもっちょりました(笑)」 ◆温暖化?寒冷化? 今冬各地で発生した大雪の被害(犠牲)を 「異常気象」などの言葉に誤魔化されず 「都市、防災計画…

河童の日々遊山 春色のシャツ

今回の一番の特徴は 1着分づつ春のきれいなカラーに染めた リネンを使ってのオーダーシャツです。 ◆NAVY-YARD ネイビーヤードで手で染めますので 少しムラ感があったりして 味わいがありどれも1点分です。 もちろんいつものギンガムや ストライプの生地も…

今年も思ったこと

「河童さん。私は何年も 秋葉さんを見てないですよ」 かつて仕事で関わった役場の方が 笑って話してくれました。 ◆無償の心 今年の秋葉さまも寒かった。 その祭会場で焚火で暖を取りながら 一日中車と来客者の世話をする 地元の方々の姿がありました。 ◆お客…

大雪の後の遊山 雪見遊山

剱山を途中で断念し 山頂到着が昼を過ぎたお陰で 国見山は私達の貸切でした。 ◆呼ばれたこと 独立峰に吹き上がる風が 冬空に向かい舞い上がる 頂のBGMはその風の音だけ。 なんて贅沢な時間だろう。 ◆山上のこと 「いい時に上がって来ましたね 今まで頂上はガ…

大雪の後の遊山 白色の時

独立峰の国見山は 二つの頂を持つ双耳峰。 その東西に稜線を張る頂上部は 伐採を免れたブナ達の居場所。 ◆白いトンネル その太古から継がれた遺伝子達は 白いトンネルで私達を迎えてくれました。 もはやこの風景を前にして 私の拙い言葉などいらない様ですね…

大雪の後の遊山 雑木の森

困った時の国見山。 いつも車を停める登山口は この日降ったばかりの深い雪と 静寂に覆われていました。 ◆冬の空へ 「河童ちゃん 気持ちいいね!」 寒気が運ぶ青空に浮かぶ白い雲。 これも冬の美しい風景の一つ。 そうやね。気持ちいいね。 ◆自然林のこと こ…

大雪の後の遊山 凍てつく

「剱山に連れて行てや」 平成26年2月16日 そんな歯医者さんと共に 吉野川大歩危橋を渡りました。 ◆大雪のあと 「こりゃあ大分降っちゅうね」 吉野川支流祖谷川も雪化粧。 早朝の国道の影地は氷が張り スタットレスでも横滑り防止が作動。 この週日本の南を移…

平成26年秋葉まつり 継ぐこと

土佐では秋葉の日が最も寒く この日を境に春が始まると いつか祖母が話してくれました。 ◆人が集まる 早朝から始まる祭も お昼に近づくにつれて 多くの見物客が集まり 祭りは佳境に入る。 ◆練り歩く 鼻高が露を払い 練りが入ってくる。 キョウサッ キョウサ…

平成26年秋葉まつり 祭花咲く

2月11日建国記念日 私が毎年故郷に帰る日の朝 四国山地の高峰は 白い雪を纏っていました。 ◆導かれること 高知県仁淀川町旧仁淀村は 私の祖父たちが礎を築いた村。 和宏さんkaturakoさんに導かれ もう何年この日に通ったことだろう。 ◆秋葉祭り 火産霊命を祀…

わいちゃんの帰郷遊山 継ぐ事

「今年は猪が少ないき」 この日は他の猟師が逃した一頭だけで 猪に会うことは出来ませんでした。 ◆寂しいこと Kさんは「駆除」が過ぎると言う。 「鹿の食害」の名の下に狩猟期が延び 今まで猪猟を禁じてきた時期でも 猪が「駆除対象」となっていると言う。 ◆…

わいちゃんの帰郷遊山 学ぶ事

足下で甘えるこの犬は 去年生まれた修行中の若い犬。 犬は本能だけで猟は出来ない 親犬たちと猟に出て学ぶのです。 ◆猪犬と共に Kさんの犬は猟の相棒。 猪も犬も人も命がけのマタギは マニュアルなどでは残せない 経験を伝承する技なのです。 ◆山を追う 犬そ…

わいちゃんの帰郷遊山 マタギ

日曜日の半日しかない わいちゃん達のために 最後の土佐マタギ達は 猟場を選んでくれました。 ◆地下足袋を履く 横浜生まれの横浜育ち そんなわいちゃん達兄弟は 地下足袋を履くのは初めてだよね? ◆選ばれしもの Kさんの犬達十数頭の中で この日参加出来るの…

わいちゃんの帰郷遊山 山の幸

中土佐町でお腹を落ち着かせ わいちゃん一行は土佐を東へ 最後の土佐マタギKさんが待つ 安芸市へ向かいました。 ◆感じて欲しいこと 今回のわいちゃんの目的は 弟と姪っ子MAOちゃんに 命の尊さを感じてもらうこと。 それは以前わいちゃんが Kさんの猪猟に参加…

わいちゃんの帰郷遊山 海の幸

指折り待った遊山 2月8日から9日の週末は 南岸を通過する前線の影響で 大荒の天気が予想されていました。 ◆「飛行機飛ぶろうか?」 無理をしない様にと メールでやり取りしていましたが わいちゃん達が乗った飛行機は なんとか羽田空港閉鎖に間に合いました…

春の気配

三椏の蕾が膨らみ始めました。 気温はまだ冬なのに植物たちは 正確に暦を刻んでくれます。 お天道様を観ているのでしょうね。 ◆春を待つ 物部の一番奥にある田圃が 田植のための田起しを始めていました。 良い風景ですね。 ◆良心市から 良心市に椎茸がありま…

冬の西熊の森の遊山 山で眠る

最近お気に入りの山道具は ひつじ丸さんの山用ソックス。 この機械編みにはない凸凹が 足の裏をマッサージして気持ちが良い (嬉々 ◆居場所 私達は来た道を引き返し 山中の避難小屋でお昼にしました。 「ここも久しぶりやけど 今まで何回泊まったろうねぇ」 …

tochikoな日常 立春の朝

春の初日にちなみ、 気持ちを新たにする 行動が福を呼び込むと されているようです。 いつものように 電車を待っていたけれど そうだ!少し遠回りをして 気になっていた 木蓮の木を見て行こう (*⌒ー⌒*) ☆ 寄り道する 昨日は暖かかったし もしかしたら咲いて…

冬の西熊の森の遊山 枯色の森

山道の雪は固く締まり 真上から加重しないと滑ります。 アイゼン付けたら滑らないけど アイゼンが転倒の原因にもなります。 ◆「ミックス」であること 山屋の言う「ミックス」な道。 この様にたった一回の雨で 雪が無くなるのが四国の冬山。 これは山麓だけの…

冬の西熊の森の遊山 冬の沢音

これはガクウツギの残花。 夏の形を残す冬の風景は また良い趣があるものですね。 ◆山眠る 冬の眠りにある西熊の森に ときおり留鳥が囀り鹿が鳴く その枯れた静寂の向こうから 沢の音が聞こえてきます。 ◆冬の川 一旦堂床の河原に下る。 夏に子猿たちと遊ん…

冬の西熊の森の遊山 蝋梅咲く

杉が赤く染まり始めましたが 今年は花が少ないように感じます。 杉は30年すれば花を咲かせ始める。 間伐材が売れる施策を行政にも期待したい。 ◆季節の節目 そんな奥物部の集落の庭先に 今年もロウバイが咲き始めました。 冬に咲き始め真っ先に春を告げる 光…

土佐のおきゃく遊山 えれぇこった!

「前日から四国に入ってますので 木曜雨なら入山は中止で お会いしてからランチでも 晩ご飯でもご一緒してから大阪に帰る! ◆浪速の山ブロガー でいいかなぁって、考えてます。 河童さんの提案に任せます! 」 2014土佐のおきゃく遊山第2弾は こんな嬉しいメ…

冬の五山所道遊山2014 かえり道

ガソリンバーナーに火を熾す ちょっと手間がかかるけど 何かの儀式の様な一時が心地よい たまには単独行もいいものです。 ◆独りのとき 静かな冬の里山は貸切でした。 その孤独を楽しんでいる一匹の妖怪を 山神様も笑っていらっしゃる。 ◆独りだから 食に気を…