猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2013-01-01から1年間の記事一覧

tochikoな休日 南紀の旅

恒例となりつつある 母を連れてのプチ旅行。 「お母さんは いつも独りで頑張りゆうき ゆっくりしてきいや」 河童の言葉に甘えて 姉たちと共に 那智勝浦温泉まで行ってきました。 徳島港を後に ☆温めてきた 今年ここを選んだ理由は 14年前に訪れた時に感動…

お一人さまの遊山 出会い

四国では少なくなった営業小屋。 山間道路が延びて宿泊客も減少しても ここで頑張っていてくれるから 安心して登ることが出来るのです。 ◆それぞれの幸せ この日も多くの登山者が それぞれの想い持って登り みなさんが良い顔をしていました。 登山とはこの様…

お一人さまの遊山 冬枯れ

頂上ヒュッテは11月24日 今期の営業を終え小屋閉めします。 今年も多くの友人を迎えてくれて 本当にお世話になりました。 ◆今年最後のお参り 今年何回この道を歩いたことか 私は今日が最後の小屋泊遊山です。 これから冬を迎えてもまだ登りますが 待てくれる…

お一人さまの遊山 朝寝坊

平成25年11月15日 我がよさこいチーム「とらっく」は 今年も龍馬生誕祭に参加いたしました。 ◆お祭り騒ぎ 実は私の愚妹も同じ誕生日で 祭が終わっても帰らせてくれず 日付が変わるまで大騒ぎとなりました。 ◆秋晴の休日 そう言った訳で当然起床は遅く でもこ…

河童の道具箱 天幕

周囲の海から大量の水が蒸発し 中央の山脈に衝突して雨をもたらす。 湿気も雪も多い我が国日本は 唯一北半球にある温帯の島国です。 ◆CONCEPT 水の国で使用するテントは 日本で考えたものが良いでしょう。 湿気をあまり考えていない他国のテントは 縫い目止…

お歳暮の遊山 寄り道

「今日は一ノ森まで 行ってもうや!」 いつもは山小屋でゆっくりする 和宏さんは今日はやる気です(^o^) ◆一ノ森へ行こう 私は今年の8月に nobuさんと登りましたが 剱山のお隣にありながら tochikoは20年ぶりになるよね。 ◆尾根道の風景 一ノ森は剱山から尾根…

tochikoな山歩き 樹の道

山を歩くと 季節を肌で感じることができます。 冬支度をした木々の中にも 行く秋を惜しむように 枝先に葉を残した シロモジやカエデたちに出会いました。 きれいだなぁ・・・。 ☆今年もありがとう 小屋締めのご挨拶に訪れた帰り道 「久しぶりに一の森へ行っ…

お歳暮の遊山 居場所

「いらっしゃい!!」 いつもの笑顔が迎えてくれる。 仕事の疲れも飛んでしまうだろう。 ねっ! tochikoさん(笑) ◆お供えもの この日は山神様は麓の仕事で 上がって来られない様でしたが 和宏さんは皆さんの労にお供えもの。 和宏さん背負ってきた 玉手箱か…

お歳暮の遊山 秋の空

「ヒマワリを少々っと」 鳥達のために種を置き歩く 和宏さんのお歳暮の相手は 人だけではありません。 ◆冬の森へ でも冬に向かう森には 鳥の声が少なくなりました。 ここに留まる鳥は少ないもので これも冬の風景なのでしょう。 ◆神の峰から 北から流れ始め…

お歳暮の遊山 冬枯れ

和宏さんは今日も背負子。 喜んでもらいたい想いには 見た目などは無関係なもの。 ◆背負子おじさん ただこの日で最後になるであろう 秋の風景を一目見ようと訪れた 登山者の中では確かに 異色なものではありますが(笑) ◆落葉の山道 見ノ越の剱山登山口から…

お歳暮の遊山 なごり

tochikoの仕事が一段落した週末。 和宏さんの今年20回目になると言う 剱山への山行に同行しました。 これはもう巡礼の域ですね(笑) ◆流れの中へ 山を染めていた紅葉は里に下り 四国三郎吉野川の川面に流れ込み これから大海を目指すのでしょう。 ◆季節の移…

一本の森の遊山 山毛欅

日本のブナ林には息吹を感じる。 他の植物はもちろん菌類や苔など 全ての命に繋がりを感じる事が出来る。 ◆トライ・アンド・エラーが自然の摂理 しかし針葉樹林の全てが不毛とは思わない。 たとえばシベリアの針葉樹林にも命は沢山生きている。 ただ地球上の…

一本の森の遊山 黒岩山

野地峰の頂を早々に立ち去る 歯医者さんの山の恋人が この山の稜線伝いにある 黒岩山(1341.6m)にいるという。 ◆雲の中の稜線 しかしこの時の稜線は 回復に向かっているとは言え まだ厚い雲の中にあり 北風が吹き付けていました。 ◆笹の道 稜線は背の高い笹に…

一本の森の遊山 野地峰

雨上がりの空に いわし雲が泳いでいる。 そんな三連休最後の日は 歯医者さんとの遊山でした。 ◆立冬に向かって 山に向かう道すがらに渡る 四国の水瓶「早明浦ダム」は 朝日に染まる冬の雲を湖面に映し 季節の変わり目を告げていました。 ◆低山の秋 「河童ち…

ヌル谷の紅葉遊山 大樹のもと

すでに西熊山稜線付近は 紅葉の盛りを過ぎている様で 私達は稜線への分岐まで歩き 来た道を引き返すことにしました。 ◆その日の居場所 遊山の昼を頂く場所は その日一番気持ちの良いところ。 私達はtochikoのMothertreeの元で 森の一時を過ごすことにしまし…

ヌル谷の紅葉遊山 森に懐かれ

林道から森に入れば 錦色を透かし観る風景になり 赤色に黄色これから染まる緑色。 どれを取っても同じ色はありません。 ◆森から観ること 森から観る錦色を背景に 木々のシルエットが黒く浮かぶ。 この風景が堪らなく好きなのです。 ◆ヌル谷のナロへ 私達が25…

ヌル谷の紅葉遊山 彩りのこと

日本一の出荷量がある 物部の柚子が紅葉し始めました。 これさえあれば 焼酎が何杯でも呑める(笑) ◆里の彩り 旧物部村最深部の集落 久保影の栃の木も染まり始め 紅葉は里に下ってきたようです。 ◆山麓に分け入る 三連休の始まりは 職場の仲間チョビママと …

石鎚山系紅葉遊山 帰り道

朝の霧が嘘の様な真澄の空に 穏やかな秋の風が吹き抜ける。 やはり自然というものは 変化の時が一番美しいと思う。 ◆満足したこと 「飯にしょうやいか」 私達は来た道をとって返し 筒上山との鞍部にある平坦地で お昼にする事にしました。 ◆口福のこと 猟師…

和宏さんの山便り 蒜山と大山

先週末中国山地へ遠征した 和宏さんから鳥取と岡山の 名峰の山便りが届きました。 ◆蒜山 遊山 土曜日は蒜山に登った和宏さん。 でもこの日は通過した台風の影響で 風が強く下蒜山までとなった様です。 ◆伯耆大山 遊山 日曜日は何とか天気も安定し 無事大山の…

石鎚山系紅葉遊山 手箱山

山麓の道の果てにある 自然石を割った楼門を潜れば 山を崇めた信仰の世界が現れる。 ◆信仰の造形 目の前に聳える巨大な石積みに 先人から今に続く厚い信仰の心を ここに来るたび感じます。 石鎚山系の主な峰々は 頂に神を祭る信仰の山で 手箱山に入る山道に…

石鎚山系紅葉遊山 筒上山

急峻に天に聳え立つ 石鎚山系は雲を呼び水を集める。 私達は幾つかの沢をわたり 主稜線の鞍部に上がりました。 ◆森を観ること 修験場「丸滝小屋」のある 鞍部に着けば雲の下に視野が開け 紅葉が山麓に下る様が見て取れる。 「だいぶん台風で飛んだにゃぁ」 ◆…

石鎚山系紅葉遊山 岩黒山

「上等に染まっちゅうやいか!」 石鎚山麓に広がる面河の森が 錦色を纏っているのが見える。 ◆分け入る 先週荒天で諦めた紅葉の森へ 猟師Kさん、歯医者さんと tochikoと共に分け入りました。 ◆錦色の道 今回は石鎚山土小屋登山口から 岩黒山、筒上山の山麓を…

河童の日々遊山 道具の更新

今年の冬はたぶん雪が多いと思う。 tochikoのSoftshellと私のヘッデンを 楽しそうな冬のために更新しよう。 ◆生きがいとして 岩と雪から注文していた 道具が入荷したとの連絡が入り 早速買いに行くことにしました。 これがあるから頑張って働ける(笑) ◆主…

雨の石鎚界隈遊山 頂きもの

おや? こんな所に湧き水が どれどれ・・・うん・・・? うまいっ!! また一つ水汲み場が増えました。 ◆山の水 我が家の口に入る水は 全て山の水で賄っています。 それは水道を疑っている訳でなく 炊飯もお茶を入れても美味しいから。 ◆私のルーツ この日の…

河童の道具箱 山の主食

飯盒で炊くお米は美味しく 腹持ちもよく山で長く頑張れる。 それはパンなどにはない力が お米にはあるからなのです。 ◆日本人の主食 米は口当たりの良い穀物で 少し塩分があれば美味しく食べられ また栄養バランスが良く タンパク質も7%ぐらい含み ほかのお…

雨の石鎚界隈遊山 かえり道

この日はチャンスがあれば 石鎚のお隣の森を歩こうと 石鎚土小屋登山口に車を停めて 天候をじっと伺っていました。 ◆行ってらっしゃい! しかし雨脚は強まるばかり ほんと登山者は偉いと思いますよ。 でも私はタイムリミットを迎えました。 みなさんお気を付…

雨の石鎚界隈遊山 霧のなか

当然の事ですが 標高が上がれば気温は下がる。 県道終点予佐越峠(標高1370m)は 紅葉の盛りを迎えていました。 ◆伊吹の森 楓や山葡萄の赤色。 ブナやミズナラの黄色。 これぞ外来種が創り出す 錦色の風景なのでしょう。 ◆稜線の林道 標高1,300~1,700mの尾根…

雨の石鎚界隈遊山 おもいで

Kさんと約束していた週末は 雨の予報で山行は中止となり tochikoも仕事で・・土佐弁で言う こりゃぁ〜どもならん!! ◆仁淀川 そんな訳でポッカリ空いた休日に 一人で川を遡り山に行くことにしました。 まずは全国区になった「仁淀ブルー」 仁淀に添ったR194…

河童の日々遊山 而今禾の服

Jikonkaの定番ものに加えて 新デザインのもの伊勢木綿とウールの アイテムが充実しています。 ◆ 雨の休日 伊勢木綿の機屋さんは 三重県でもう一軒だけです。 伊勢木綿の良さをこの機会に 是非味わってみてください。 友人のギャラリーから届いた 素敵なDMに…

猟師K’さんのPhotolife 墓場尾根

カメラを持った土佐のマタギ。 四国の山を駆け巡るKさんの 真っ直ぐな視線が切り取る風景に いつも学びを頂いています。 ◆四国は箱庭 四国は亜熱帯から亜寒帯まで 日本の自然がギュッと詰まった島。 私は四国の魅力は箱庭の様に 小さくまとまった美しさだと…