猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

河童日々遊山 のみの夏市

7月の企画展が始まるまでの しばらくの期間SALEをしています。 少〜し足を延ばして覗いてみてください。 掘出し物がみつかるかも・・・。 ◆TABLE GALLERY お友達のギャラリーの 季節変わりの小さなお祭りへ tochikoと二人で訪れました。 ◆人のせぬこと 今ま…

河童の道具箱 山の灯火

夜目が利かない人にとって 山での灯りは大切な道具の一つ。 その光源はここ数年で殆どを LEDが占めるようになりました。 ◆時代の変化 私が山を歩き始めた頃 ガス、ガソリンが主流でしたが その柔らかい光は手放せず 今でも現役で活躍しています。 ◆善し悪し …

noronoyamaさんの梼原 寄せるこころ

楽しみにしていた週末 のろやまさんに母を紹介したくて ずっと温めてきた想いが 現実になる日が来ました。☆里山へ 河童が所要のため、後で合流することになったこの日は 和弘さんと四国カルストを経由して故郷に向かいました。 和宏さんが前夜から仕込んだ具…

のろやまさんの檮原散歩 故郷

ほおずきの花が咲き 実が膨らみ始めている。 そんな草木の営みには 一片の迷いも感じません。 ◆街の暮らし 世界第3位の経済大国日本で 近頃生きるのは厳しいという。 痛みに耐えろと言われ 切羽詰まって癒やしが欲しいという。 気がつけば身も心も何かに追わ…

のろやまさんの檮原散歩 帰郷

blogで繋がったのろさんが ずっと希望していた檮原遊山に やっとお迎え出来る時が来ました。 ◆お帰りなさい 「ただいま。いつもすいません」 いえいえ私達はいつでも待っていますから どうぞ我が家の朝食でよければ 長旅の疲れを癒して下さいな。 ◆遅れて河…

河童な夏祭り はじまり

今年は思い立つ訳があり よさこい祭りに参加します。 チームは古巣「とらっく」で 14年ぶりの出戻りとなります。 ◆初心として 参加と言っても踊る訳でなく 地方車にでも乗っけてもらって 酒でも呑んでみんなの写真撮って 何てお気軽に考えていたのですが・・…

八ヶ岳遊山2009 生きて帰る事 =過去板=

山岳遭難の8割は下山時に発生している。 積雪期「地蔵尾根」の下りも難所です。 最後まで気を抜くわけにはいきません。 ◆山で死んではいけない この年末年始も悲しい遭難事故が相次ぎ 大切な命が山に散ってしまいました。 今回の気圧配置を避けた 臆病な山猿…

平成24年中における山岳遭難の概況

警察庁生活安全局地域課 発表 ◆平成24年中の山岳遭難 ○ 発生件数 1,988件 (前年対比+158件) ○ 遭難者数 2,465人 (前年対比+261人) うち死者・行方不明者 284人 (前年対比+ 9人) 負傷者 927人 (前年対比+108人) 無事救助 1,254人 (前年対比+144…

梅雨時の奥物部遊山 思うこと

自分達なりに満足した 日帰り遊山の帰り道は 色んな事を考える時間となる。 私は下る道が大好きです。 人の山への関わりには 色んなスタイルがあります。 登山、山菜狩り、釣りetc・・・。 それは価値観の違いだけであって どれが一番なんてものはありません…

梅雨時の奥物部遊山 頂のこと

本当はここに天幕を張って 月見酒で晩酌したかったんだなぁ〜。 このなだらかな頂を持つこの山は 頂上泊にもってこいの場所なのです。 ◆のんびり曜日 今週は日帰りとなりましたが やはりこの丸い頂は気持ち良い居場所。 でも時々通り過ぎる縦走する人は 私達…

梅雨時の奥物部遊山 風のこと

オカメのコルは風の通り道。 山の鞍部は山麓から風を集め いつも心地良い風が吹き抜けます。 ◆山は風を生む 山はその標高差が生む 気圧差によって風をおこし 風は水蒸気を巻き上げ 雲をつくり雨をもたらす。 山に森が生きていられるのは 全て風のお陰なので…

梅雨時の奥物部遊山 森のこと

ハルゼミの大合唱が森に響く 雨が少ないと虫たちは元気です。 卵が流されないためでしょうが 今年はブヨも多く感じます(苦笑) ◆木洩れ日の歌 雨上がりであっても 森は乾いている様に感じますが 木々は今年も沢山葉を茂らせ 風が吹く毎に木立が歌を奏でます…

梅雨時の奥物部遊山 水のこと

やられたぁ〜! 天辺で月見晩酌と思っていたが 不安定な気圧配置では晴天は望めず 今週末は日曜日の日帰りかぁ・・(苦笑) ◆雨上がりの日曜日 そんな訳でこの週末は tochikoと古巣奥物部の森へ 日帰り遊山に出かけました。 ◆少雨であること 森が知らせてく…

河童の道具箱 子猿の道具

子供たちの山道具は きちんと選んであげること。 それが子供の好奇心の開花に 繋がると思っています。 「すぐ大きくなるから」と 普段使っているもので済ませたり 大きいサイズを選びがちですが たとえば親自身が ぶかぶかの靴やスニーカーを履いて 山を歩い…

電脳秘書ちいの日記 ご無沙汰です

久しぶりのブログアップです。ここ最近忙しかったりで、すみませんでした。私事ですが、実は月曜日に「ぎっくり腰」をやってしまって…。 軽いヤツですが(ぜんぜん動けないというわけではなくて)まだ腰が痛い状態。 こんな時に限って超忙しく、ゆっくり安静…

tochikoな日常 かえり道

夕陽を眺めながら歩いて帰る 暑い一日だったけど 空が綺麗だなぁ。 先日仕事の帰りに 職場近くの洋装店に立ち寄りました。 ずっと前から気になっていたジーンズと シャツのちょっとしたサイズのお直しのためです。 何故ここかというと いつもお願いしていた…

河童の日々遊山 夏の服

今年のNAVY-YARDが 提案するシャツスタイルは 「海辺のピクニック」。 ◆いつものギャラリーへ 赤いイスの刺繍がポイントで 袖口がリブ使いの定番 「HOMEシャツ」など・・・ 普段着はもちろん 夏のリゾートにも ぴったりな一着に出会えます。 私はともか…

それ行け子猿隊!!「梅雨の陣」 頂くこと

「天皇の料理番」故秋山徳三さんは 家庭料理が一番美味しいと記した。 私は自然の中で頂くのが一番と感じ 秋山さんもきっと頷いてくれると思う。 ◆SARUの料理番 自称「飯炊きオヤジ」和宏さんが 今回も腕を振るってくれました。 子猿たちが遊んでいる間も じ…

それ行け子猿隊!!「梅雨の陣」 遊ぶこと

子猿たちが辿り着いたのは 女神三嶺に抱かれる静かな河原 ここが今日の君達の遊び場所だ。 ◆河原で 深山が生み出す清流は 気持ちよくて美味しいんだ。 そして大人は最低限の危機管理だけ 君たちは全くの自由なんだよ。 ◆水遊び 子供は水の子水遊びはお仕事さ…

それ行け子猿隊!!「梅雨の陣」 歩くこと

2013年6月9日。 子供の心を山に解き放つ 遊山黒子衆SARUの子猿隊 第三期生が活動開始です。 ◆Stand by Me 第二期で最年少だった あやとが今年から隊長となり 先輩から受け継いだ経験を 後進子猿に繋いで行きます。 ◆新緑の森へ 第一弾は奥物部の森へ ウチの…

河童の日々遊山 夏の器

養殖筏が浮かぶ 高知県須崎市にある野見湾。 隠れ家「きたじ」で頂く魚は 全て須崎の猟師が釣り上げたもの。 ◆梅雨の備え 忘れて帰った傘を取りに 野見湾を臨む小坂さんの工房 「うつわ日月」を訪れました。 ◆夏の器を求め 「玄関に吊ってたものだから 1日1…

tochikoな山歩き 梅雨の花咲く

栃の花が咲きました。 緑の中でひときわ目立つ森のシャンデリア もう初夏ですね。 足下には赤い越冬芽の中にムシカリの花や ブナの実が落ちていました。 虫えいした育たない実を落とし、 秋に動物たちを養える丈夫な実を育てる。 春は駆け足で過ぎていったけ…

梅雨入りの遊山 かえり道

再び雲の中に入る帰り道。 いつも後ろ髪を引かれますが 今週も山で頂いた「元気」で 頑張んなきゃね! ◆送られること 「河童ちゃん栃が咲いちゅう!」 今年も森のシャンデリアは 沢山のドングリを恵んでくれそう。 そして今年の四国のブナ達は やっぱ、やる…

梅雨入りの遊山 心のこと

今年は何度この鳥居を潜るか? すっかりSARUの居場所となった 剱山頂上ヒュッテに辿り着きました。 ◆心を交わす 今年も宜しくお願いします。 「tochikoさんは今年初めてかねぇ?」 三代目の笑顔が迎えて下さいます。 ◆SARUの隠れ家 かつて私達はある山小屋で…

梅雨入りの遊山 水のこと

山では個々の地形に応じ 植物たちの植生が決まります。 たとえば風の当たる場所には 樅など風に強い樹木が森を護ります。 ◆風の造形 特に標高が高く風が強い稜線では 背の高い樹林帯が生育しづらく 笹や躑躅また高山植物などが 根を張って頑張っています。 …

梅雨入りの遊山 森のこと

梅雨のころ森に現れる 白い葉は「マタタビ」の若葉。 この普段目立たない蔓植物が 薄暗い風景に色を添えてくれます。 ◆また旅に出る マタタビの実の焼酎漬は 強壮に効があると言われ 「食べるとまた旅に出られる」と 名の由来になったと言われています。 toc…

和宏さんの花巡礼「白い躑躅」 神様の森

争いを好まなかった先人は キリスト教やイスラム教の様な 戒め的な宗教を持つことなく ただ自然に頭を垂れ生きてきた。 ◆心のかたち 柞の森を区切る石門を潜り 目の前に現れる巨大な石積みは 祖先の信仰の形だと思います。 ◆雲の中へ 南北に尾根を張る筒上山…