猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

涼風求める遊山 転

夏は小屋泊に限る(笑) この日も登山道を整備しながら 夕方近く登ってこられた小屋の主 新居さんの笑顔に癒されます。 ◆剱山頂上ヒュッテ 日本百名山に数えられても 本州のそれに比べれば 登山者の少ない四国の山小屋は いつでも畳の個室が待っています。 ◆…

涼風求める遊山 承

本土と南西諸島、台湾の間を 往復しているアサギマダラ。 その国蝶の候補にもなった姿と 優雅に飛ぶさまは本当に美しい。 ◆森が空気を冷やす訳 植物は葉に受けた太陽の熱で 水分を蒸発させた気圧差で 大地から水を吸い上げる。 その際熱が奪われ空気を冷やす…

涼風求める遊山 起

和宏さん達は穂高に遠征 山ガール達にもふられた週末は 寝苦しい街から涼風を求め 剣山頂上ヒュッテに向かいました。 ◆祖谷山の風景 祖谷川が高い山を削り込む 険しい山集落には安徳天皇や 平家落人の伝説が語り継がれています。 昨日降ったであろう雨を集め…

八ちゃんの東北遊山速報

◆平成24年7月23日 只今、十和田湖の駐車場です。 思い切って、ここまでやってきました。 昨日は、東八甲田山系に下見で空荷の五時間でした。 ほとんど、下調べしてないので、 何が何だかさっぱり分かりません? また、今後の予定もさっぱり分かりません? と…

tochikoな日常 虫の音

ジリジリと太陽が照りつけ 朝からクマゼミがシャワシャワ・・・と 鳴いています。☆虫の音の便り 暑い〜暑い〜\(◎o◎)/ そんなある日 「今年も沢山孵りましたよー」と 和宏さんが鈴虫を持ってきてくれました。 今回も豪邸仕様! 鈴虫は7〜8回脱皮を繰り返…

頂の祭の遊山 お土産

和宏さんが撮したヒメフウロ。 この真っ直ぐで正直な構図に いつも足下の命にも目を向けている 和宏さんの心を私は感じます。 ◆山の郵便屋さん かつて仕事として山間集落に 荷物を届けていた和宏さん。 その仕事は終えられましたが 心は今も続いているようで…

頂の祭の遊山 御神輿

剱山本宮神社例大祭は7月17日 京都八坂神社ギオン祭のご巡幸と 同じ日に執り行われていました。 ◆山が開く時 厚い雲に覆われた剱山山頂から 頂上ヒュッテに近づくごとに 白い壁の向こうから人の気配と共に ホラ貝の音と太鼓の音が聞こえてきます。 山上に咲…

頂の祭の遊山 神の森

年に1度のお祭で賑わう 剣山地の最深部「見ノ越登山口」。 ここに鎮座する剣神社の石段から 神の山への参道が始まります。 ◆分け入る 吹き上がる涼しい風と共に 雲が沸き上がり流れゆく。 標高1420mから登り始まる道は ブナが覆う森が迎えてくれます。 ◆原生…

頂の祭の遊山 目覚め

不安定な天候が予想された休日 和宏さんと他に類を見ない奇祭 剱山本宮神社例大祭を訪れました。 ◆合歓の花 「河童ちゃん今年は多いねぇ」 吉野川支流祖谷川の岸に生きる ねむの花の数は今年多い様に感じます。 ◆夜明け 剱山に続く国道沿いにある祖谷郷は 祖…

tochikoな木曽路 手作りのこと

奈良井宿の 「ふじや」さんで買い求めた河童の土鈴 ひとつひとつ丁寧に手作りされていて 見ていると「ふっ」と笑みがこぼれてしまいます ☆漆 暴れ木曽川は御嶽山からの水を集めて 濃尾平野を潤す 尾張藩の水源地であった木曽だから 木工や漆の文化が発展して…

夏の木曽遊山2012 後編

初めての中央アルプスに向かう tochikoとろくべえさん達はワクワク 悪魔の乗り物に私はドキドキ(苦笑) ◆静かなとき 四国にはない喧騒の中で 何故か私の心は穏やかでした。 仲間が居るせいでしょうか? ◆嵐のとき 「こりゃぁ〜、だめだなぁ。」 濃い霧が覆…

夏の木曽遊山2012 前編

「海外へ行く」とろくべえさんが言う 瀬戸内海に架かる明石大橋を渡る。 辺境の島国である四国からの遠征は いつもこの風景から始まります。◆梅雨の木曽路 山深い里を流れる木曽川は 大雨で濁流になっていました。 しかし私達は年に何回 この地を訪れている…

ただいま帰りました

「わいちゃん、格好いい〜♪」 地上最速マシーンに乗って 木曽に現れた山仲間の勇姿。 ◆待ちに待ったこと 前線に翻弄された週末でしたが 今年も仲間が木曽路に集まりました。 土佐から駆けつけた私の目的は 「仲間に会うこと」ただ一つ。 ◆口福のこと 木曽の…

電脳秘書ちいの日記

雨が続きますね…さてこの三連休河童とtochikoは 仲間との遊山に遠征します。 そのご報告は月曜日からになる予定ですが お天気が心配・・・。でも脳天気な二人は雨には雨の遊山 きっとそれなりに楽しんで来ることだと思います。楽しい報告を待っています。私…

tochikoな山登り 緑の道

明日は久しぶりに 八ちゃんと面河尾根を歩く日 ということで 和宏さんと前夜祭でした。☆自然を囲む 乾杯〜♪ 「お久しぶりですヽ(^0^)ノ」 手料理は八ちゃんの好きな地物の豆腐や山下野菜 noronoyamaさんのじゃが芋と和宏さんの花韮も加わって シンプルで美味…

八田さんの自家旅「面河山」 涼風の森

面河山を過ぎ石鎚山に続く稜線には 深く切れ込んだ谷から吹き上がる 涼風が汗を拭ってくれます。 ◆夏の香り 「気持ち良いねぇ!」 風はその切り立った山を被う 森の香りまで届けてくれます。 ◆ブナの森 四国は標高が1,200mを越えれば ブナたちが被う亜寒帯の…

八田さんの自家旅「面河山」 原生の森

石鎚山には代表的な3つの道がある。 一つは最も新しい土小屋ルート。 一つはリフトのある成就社の表参道。 そして面河から歩いて登る裏参道。 ◆裏参道 私は最も時間を要する 裏参道を好んで登ります。 それは照葉樹から亜寒帯の森まで 四国の植生全てを体験…

八田さんの自家旅「面河山」 源流の森

山から家で使う水を汲んで帰る。 八田さんと始めたこの習慣は かれこれ15年以上続いています。 「この超軟水が一番美味しいかも(笑)」 ◆思い出の森へ そんな山の水汲みが始まった 石鎚山系「面河山」に 八田さんと最後に登ったのは もう6年前になっていま…

河童の日々遊山 生活道具店

「赤木智子さんが普段の生活で 使っているものをご紹介いたします。 いつも自然体で、小さくてかわいらしい 智子さんも高知へいらっしゃいます。」 ◆顔が見えるお付き合い TABLE GALLERYで繋がった 加賀の「ものつくり」赤木さんご夫婦。 その経験とセンスで…

電脳秘書ちいの日記 体調⤵

6月の末から⤵な状態です。。。まず左手けがで…1週間ほど片手のみ、 直りかけたと思った頃、風邪(気管支炎だったのですが) を引いて2日ほど熱が出てぐずぐず…。 こんな中、仕事は久々のピークで よさこいも練習がはじまって…。しんどいです…。 早くなおさな…

tochikoな日常 頑張れゴローちゃん

「蘭丸」改め 「暴れはっちゃく」が 我が家に来てちょうど 一年目になりました。 ☆はっちゃく奮闘記 そのはっちゃくが ちょうど二ヶ月前に 新しい命を授かりました。 5月6日生まれだから「ゴロー」ちゃん。 なんて単純な名前・・・(..;) はっちゃくはきち…

和宏さん花巡礼「高嶺の花」 結

東赤石山を形成するカンラン岩は マントルを構成する深成岩の一種で 比重が大きく地表まで上昇するのは 大変稀れなことだと言われています。 ◆赤太郎と呼ばれる山 カンラン岩が赤褐色に酸化した 四国では珍しい岩稜が「赤石」の由来で 東赤石山は特に赤い頂…

和宏さん花巡礼「高嶺の花」 転

「アカハラがおらぁ。」 空を映す沢の水溜まりに取り残された イモリたちも何だか気持ち良さそうです。 ◆水の道 幾つか沢を渡る登山道。 雨は登る者には辛いものですが 雨着を脱いで傘でも差して歩けば 湿気は涼しく心地良く感じます。 ◆流れの道 沢沿いには…

和宏さん花巡礼「高嶺の花」 承

雨降る土佐から和宏さんと 山猟師Kさん、歯医者さんと共に 四国山地を貫く高知道を走り 伊予の名峰東赤石山を目指しました。 ◆高みを目指す道 登山口の瀬場から頂まで 全長9.5km標高差1.036mの 四国屈指のロングコースは 遠征への鍛錬にはもってこいでしょう…

和宏さん花巡礼「高嶺の花」 起

「明日も雨みたいやね」 山猟師Kさんと歯医者さんは 夏の遠征に向かった鍛錬の為 予定どおり山に行くと言っています。 ◆鏡川を遡る そんな雨の週末の打ち合わせに 和宏さんとtochikoと共に 里山の隠れ家へ向かいました。 ◆山里の中華料理店 鏡川の支流「的渕…