猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

河童の日々遊山 衣替え

春は自然の衣替えの季節。 猿の相棒Grand-pathも 春の色に変わりつつあります。 ◆春夏物入荷中 私の愛するARC'TERYXのザックも 無雪期に向かってより軽く 色も軽やかなの新色が・・・。 いかん、物欲がぁ・・・・(苦笑) ◆SOTO飯 今月のGrand-pathSOTO飯は …

それ行け!小猿SAKURA大作戦

花見は大人だけのものじゃないぞ! 次世代に遺伝子を繋ぐもの さあ、子猿たちの出番です。 ◆共に歩むこと SARUの小猿は自然だけじゃなく 日本の正しい伝統も感じて欲しい。 2010年SAKURA大作戦7匹の小猿は 猟師Kさん&和宏さんコンビと出動です。 ◆共に遊ぶ…

和宏花巡礼2010「桜」 花の宴

俳人黒田杏子さんの27年に及んだ 日本の桜花巡礼を満行とした桜が この土佐の山間にあります。 ◆旧仁淀村「中越家しだれ桜」 黒田さんの胸を打ったのは その桜の美しさだけでなく 一本の枝も切らない家訓により 桜を愛し共に生きた主と家人の心。 代々秋葉神…

和宏花巡礼2010「桜」 桜咲く

この季節に山や道路脇を見ていると 普段気づかない桜の多さを感じます。 日本人って本当に桜が大好き。 日本は桜の国なんですね。 ◆桜咲く 今年日本で一番先に桜が咲いた 土佐のSARU桜遊山の始まりは 元上司のドラミちゃんとお友達と 仁淀川町の桜の銘木を訪…

かわずの四方山話 春は・・・

春と言えば別れと旅立ち この歳になると それを身近で感じることも少なくなった 店の周辺に幾つかの学校がある そのひとつに医療系の専門学校が 高校を卒業した者や いったん社会に出たものの 志新たに学びなおす者 年齢も様々 数年前よりこの学校の生徒たち…

電脳秘書ちいの日記 春2

3月ももうすぐ終わり… 学校や職場も新しく変わる時期ですね。 私もプレゼンしていた仕事が 来年も1年やらせていただけることに決まってホッとしています。◆お知らせ 河童ちゃんが4月から職場での配属が変わり、 猿板も変化の時を迎える事となりました。 それ…

tochikoな休日 旅立ちの頃

仕事仲間でもあるカミーと 「きたじ」で河童の異動に乾杯をしました。 雨の中帰宅すると暗闇の中から 「河童さーん!」と 駆け寄ってくる着物姿の女性(・-・)?? ☆おめでとう ぼんやりと窓灯りで確認した顔は 天狗氏の愛娘、アスナちゃんでした。 そっか…

和宏花遊山寒峰 春霞の頂

植林と自然林の狭間を辿る 急な道を息を弾ませ登り終えれば 頂まで稜線に沿った道となります。 ◆稜線のこと 祖谷山系の主峰矢筈山へ続く道は お天道様が気持良く降り注ぐ 残雪残るブナ達の世界になります。 やっぱり福寿草にも雪にも 青空が似合いますよね。…

和宏花遊山寒峰 太陽の花

旧暦正月頃に新年を祝うように 春一番に咲くめでたい花が 福寿草の名前の由来です。 ◆再会の時 暗く長い植林を抜けた お天道様が降り注ぐ明るい斜面に 福寿草が沢山咲いていました。 この山では15年ぶりの再会です。 ◆パイオニアであること 福寿草は土壌が形…

和宏花遊山寒峰 分け入る

今年まだ福寿草を見ていない 桂子さんとtochikoと共に 徳島県三好市東祖谷の寒峰(標高1605m)に 和宏さんと花巡礼に出かけました。 ◆花の山であること 谷をはさみ三嶺と向かい合う寒峰(かんぽう) 寂しげな名前を持つ山は花の名所として知られ 特に福寿草…

河童のうどん遍路 土佐に来たうどん

今年史上最速で桜が開花した土佐。 毎年早くなっていく桜たちの開花を 喜ぶべきか悲しむべきか・・・。 ◆衣替え 山装備の衣替えは勿論ですが 大切な車もタイヤを替えたりメンテしたり メカに弱い私はてんてこ舞いです(苦笑) ◆たも屋 車の衣替えの休日に 讃…

かわずの四方山話 充実

登山は危険? ハイキングは安全? 雪山は冒険? 里山は安心?富士山程度だから・・・ (え〜ダントツ日本一高い山だけど・・・)遭難するような山には行かないから・・・ (えっ遭難しないような山ってどこ?) ご夫婦お二人でよく山へ登られるそうです。 「…

電脳秘書ちいの日記 お弁当いっぱい…

暖かくなってきてようやく春を感じます。 今日はお弁当シリーズ!この連休は、幼稚園の卒園のお弁当の注文がいくつかきています。 明日は2つの幼稚園へ…。 園児と父兄のお弁当です。 数がかなりあるので、今晩から仕込みに入ります。明日お弁当を食べてくれ…

tochikoな山歩き 山里の食卓

南国土佐は平年より 二週間も早く桜が開花しました。 ☆待ちわびる 河童と早い春を探しに出かけたいつもの場所の お目当ての栃はまだ固い越冬芽の中でしたが 確実に膨らみ今か今かと 弾ける時を待っているように見えました。 ☆たたずむ 帰り道すがら道路脇に…

奥物部の春始まる 鹿のこと

「はびこる シカが食べないバイケイソウ」 ヌル谷に張り巡らされた網にある看板。 でもここはずっと前からバイケイソウの住処です。 この人達は一体何が気に入らないのだろうか? ◆変えてしまったのは誰なのか? 確かに春には植物の宝庫となる森は 鹿達が食…

奥物部の春始まる 森のこと

林道から森へ続く道に入る。 人の世界から柞(ははそ)に還る時は 母の体の中に帰る時。 ◆分け入る もう20年近くなるヌル谷通いは いつ来ても何か懐かしく この上のない安心感を覚えます。 ◆ヌル谷 森の春は地面から始まる。 まだ冬の眠りにある高木の元で …

奥物部の春始まる 道のこと

春の前線の雨が抜けた いつもの奥物部の森には 小さい春が芽吹き始めていました。 ◆春に向かう 林道をヌル谷へ向かう道は 春に向かう水音に包まれて 空気も音もしっとり濡れている様でした。 ◆春の色 赤い色が目立ち始めた 冬の眠りにある柞の森。 それは越…

奥物部の春始まる 里のこと

高知の早い桜の開花の知らせに 奥物部の春の始まりが気になって tochikoと共に訪れる事にしました。 ◆季節追う 雨のあとの四国の最深部は 自然と人間の造形が醸し出す 一期一会を見せてくれました。 ◆季節巡る 里の暮らしも春へ動いている様で 棚田の風景も…

かわずの四方山話 MAKA不思議

苦節13年・・・ arc'teryx アークテリックス 今年は一体どうしたことか! 商品入荷前より問合わせしきり いまだかつてこんなことはなかった原因はMAKA arc'teryxの今春ニューアイテム・ウェストバック 値段もお手ごろ なかなかカッコいい けど・・・ …

電脳秘書ちいの日記 春…

年度末ということで仕事の方もバタバタしてます。そしてお店の方も今週よりご予約のお弁当の注文が続き忙しいです。 あっという間に1日が終わってしまってます…。 高知も桜の開花の一報が一番最初に発表されました。しかし、時間に余裕がなくなってくると、…

tochikoな日常 土佐は「おきゃく」

土佐では宴会のことを「おきゃく」といいます。 6日から始まった 「土佐のおきゃく2010」 雨の日曜日に商店街で開かれている 「皿鉢まつり」に河童と出かけてきました。 ☆ 技 見た目の豪華さは勿論 料理人の業が光る活造り 華やかさと共にいい匂いが漂って…

河童の日々遊山 和宏さんのお薦め

里山そして職人は自然と人を結ぶのりしろ。 その四季それぞれの旬を楽しむ事は 日本人に受け継がれた心だと思います。 ◆風来屋 山に行けなかった休日に 和宏さんの生まれ育った土佐市にある お薦めの職人さんを案内してもらいました 肉や野菜・魚介類からフ…

和宏花巡礼2010「福寿草」 口福遊山のこと

他の植物の生息が困難なガレ場などを好み 土壌が出来上がればその場を譲り去って行く。 強い生命力を持ちながら競争は好まない。 そんな花はこの上ない美しさを持っていました。 ◆春の宴が始まること 四国に山笑う季節が訪れました。 今日も頂を踏むことはあ…

和宏花巡礼2010「福寿草」 陰陽を辿ること

「こんな生き物の住めん所は 猟師は絶対は入らんき・・・。」 人が残してしまった緑の砂漠を登りながら 山猟師Kさんはそう語ってくれました。 ◆声なき悲鳴が聞こえる 里の畑には網を張り巡らしている。 住み処を追われ必死で生き残るために 里に下りている生…

和宏花巡礼2010「福寿草」 車を降りること

春の前線の合間を縫って 和宏さんと山猟師Kさんと 徳島県那賀町「西三子山」(にしみねやま)に 福寿草を求め向かいました。 ◆歩き始めること 最後の集落に入るほんの手前で 前夜の大雨による落石が県道を塞いでいました。 地元の人によればほんの数分前の事…

かわずの四方山話 頑張れ

今月で道具屋もまる13年 ここまでよくもったものだ 古きを知る友人いわく、 「かわずさんの店、業界では2年もたんて言われとったんよ」 ん〜 なっとく! 床はコンクリート打ちっぱなし(今も一緒?)、 壁は鉄骨むき出しの内張りなし ちょっとこましに床…

電脳秘書ちいの日記 日曜日

先週の日曜日 河童ちゃんとtochikoさんが鷲尾山にいるころ 私は東方にある五台山の展望台に行ってました。 この日曜日はお天気もすごく良く 山でのんびりするにはいい気候でしたが 高知市にはこの日、津波警報が出ていました。 五台山展望台に併設されている…

tochikoな山歩き 鷲尾山へ

雨の止み間のない27日土曜日に 突然飛び込んできた南米チリの大地震の報。 一人のせいか心ざわつく長い一夜が明けた 晴天の日曜日は早めに家事を済ませ 南嶺、鷲尾山に登ってみることにしました。 ☆家から遊山 鏡川にかかる新月橋を渡り 川沿いの栴檀並木…

鷲尾山へ登ること 天災のこと

鷲尾山の頂上で待つtochikoと合流し 大津波警報の状態が落ち着くまで お昼を食べながら待つことにしました。 ◆大きな天災であったこと 今回のM8.8は1900年以降6番目の規模だと言う。 ちなみに第1位は1960年のチリ地震(M9.5)。 2004年には第2位となる大規…

鷲尾山へ登ること 警報が出る

2月27日3時34分に発生した チリでの大地震による津波警報を聞き 避難を兼ねて鷲尾山に登ることしました。 ◆tochikoを追って 母親や家族の安全を確認し 登山口となる筆山山頂駐車場に車を上げ 先行するtochikoを追って歩き始めました。 ◆春訪れる 香川から帰…