猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フスベヨリ谷2009 −静−

太平洋と大陸のプレートが激突し 隆起と崩壊を繰り返し生まれた峰々に 世界有数の降雪降雨による浸食が 複雑な地形を刻む生きている島国日本。 ◆最前線の島 「南海トラフ」が大陸に沈み込む その隆起の最前線である四国は 短い距離で駆け上がる山が海岸に迫…

河童の日々遊山 身内のこと

高知市万々商店街にある お弁当屋「ごはんや キチキチ」は 電脳秘書ちいの妹が営むお店です。 ◆ごはんや キチキチ 山に行かなかった休日のお昼に 和宏さんとキチキチで待ち合わせ。 ここの料理は私好みの「きちっとした」 美味しさを持っています。 blog Ran…

店長のひとこと「ひと時の気持ちよい風を〜」

今週後半に入り雨模様で 父の稲刈りも一時中断です。 本日は晴天にめぐまれ明日雨が 降らなければ稲刈りが出来そうです。 久しぶりの夏日ですが、 夕方の時間に休憩ランに出かけて来ました。 秋の気配も感じられる今日この頃 お店から南陵の鷲尾山を目指し走…

電脳秘書ちいの日記 商店街土曜夜市!今年も大賑わい!!

先週の土曜日、昨年から開催している商店街の土曜夜市が 万々のサニーマートさんの駐車場で開催されました。商店街のみんなと地域の方やサニーさんみんなで 5時からのスタートに向けて準備。暑い中ホントにたいへんでした。5時スタートより、お客さんも時間…

tochikoな山歩き 暦は秋へ

一際目を引くあかね色 フシグロセンノウが咲いていました。 盛夏から秋口にかけて見られる花は 私達の山に向かう気持ちと同じ色でした。 ☆花を味わう 晩春と秋口が旬の「花ニラ」は 炒めるとニラらしからぬ甘みが出ます。 これを見かけると夏も終わりかなと…

友と新月の晩酌遊山 明ける頃

夜から昼に空が染まりはじめ 空気も変わるグラデーション 朝はもっと好きな一時です。 ◆dance dance 夜明けの峰々に雲が舞う 音のない荘厳なドラマが 繰り広げられる極上の一時。 blog Rankingへ ◆目覚め 朝の斜陽を纏い女神が目覚め 私達の前に美しい姿を現…

友と新月の晩酌遊山 星と共に

私達の合流に合わせたように 雨は上がり青空が覗き始め 三嶺を望む鞍部に幕営する事が出来ました。 ◆友来る 孤高の山岳カメラマン八田さん。 彼とはこの三嶺で出会ってから 20年近い付き合いになります。 「お疲れさまぁ〜!!」 blog Rankingへ ◆極上の野宴 …

友と新月の晩酌遊山 霧の中へ

いつもの森へ行く道すがら 奥物部の棚田の稲穂は 金色に染まり始めていました。 ◆花は暦 山に入ればほのかな香りと共に ノリウツギの柔らかい花が咲き 秋の訪れを告げています。 ◆涼風抜ける blog Rankingへ 嬉しい「おきゃく遊山」が続いた夏。 でもそろそ…

河童の日々遊山 秋の気配

蝉時雨はツクツクホウシに 草むらではコオロギが コロコロと鳴き始めました。 ◆夜明けに向かう 私の朝のジョギングは 日も短くなり夜明けに向かって 走るようになりました。 blog Rankingへ 空気も秋に入れ替わったのか 常連さんと交わす挨拶も 「涼しゅうな…

店長のひとこと「秋の気配と共に〜」

ここ数日ムシムシと暑い毎日ですが、 朝と夜は時折涼しい風が流れ心地よく 感じますね。 秋の気配と共に今年も父の田んぼの 稲刈りが一昨日より始まりました。 前夜の雨で夜露も多い朝6時より 出勤前の手伝いで今日刈り取る3箇所 の田んぼの四方を手刈りをし…

電脳秘書ちいの日記 お盆明け1週間…

よさこい祭りも終り、お盆休みも終わっての 今週1週間は、忙しかったです。 (お店はお休みだったけど、 本業はほとんど仕事してました) 疲れがなんかとれなくて、毎日なんだかからまわり。 おしりは切られているのに、ダラダラとで… 結局週末にしわ寄せが…

tochikoな日常 行く夏に

蝉の「とり」をつとめる ツクツクホウシの鳴き声を聞きました。 少したよりなげなその鳴きは 夏も終わりだよと告げているようです。 ☆小猿隊 親子合わせて30人隊の「小猿in梼原」 初めて地域の公民館を借りる計画でした。 blog Rankingへ 実は会長さんはよく…

平成21年の夏のこと

◆嬉しかったこと もうすぐ4年を迎える猿板。 同じ場所ばかり巡る拙いブログでも 沢山のご縁を頂きました。 その輪は年々広がり この夏もこの辺境の島に 仲間達が訪れてくれました。 blog Rankingへ 中には猿板があったから 四国に来たくなったと 言ってくれ…

Yちゃん達との夏休み 讃岐うどん遍路

「釜揚げ」「醤油」「かけ」「ぶっかけ」 天狗、SARU認定4つの「頂」へご案内。 この4店を知れば讃岐うどんは語れます。 ◆長田in香の香 釜揚げの王道を行く名店となっても お遍路からはお代は頂かない。 その底辺に流れる「おもてなし」は 全てのお店に通じ…

Yちゃん達との夏休み 街の避難小屋で

二日目は四国山脈を北上し SARUの相棒Grand-pathへ。 今宵は街の避難小屋でビバーグ宴会です。 ◆信頼のお店 道具屋は命を預かる商売だと言う オーナー岡の経験がチョイスした 最強ブランド達全国初の「早期受注会」 それはメーカーと信頼の絆が強い証です。 …

Yちゃん達との夏休み 木霊と踊ること

山間を暗く覆っていた 雲の切れ間から青空が覗き始めました。 どうやら天気は大丈夫のようです。 ◆小さい集落のこと 毎年寄せてもらっている奥物部「明賀」 この四国最深部の一つで行われる盆踊りに 今年も仲間達と参加してきました。 切り立った山に囲まれ…

電脳秘書ちいの日記 今年のよさこいは万々歳!!

よさこい祭りで暑かった夏も終わり、 街も静けさを取り戻しています。今年は「地区競演場奨励賞」をいただき、 後夜祭に出場することもできました。万々歳!!踊り子の皆さんお疲れさま! そして蔭でささえてくださった 全てのスタッフの皆さんお疲れさまで…

店長のひとこと「清流の音色・・・」

高知もよさこい祭りも終わり 残り少ない夏も後半に入りました。 日々の風景も長い梅雨が明け 大急ぎで夏を取り戻そうと言った 感じですが、朝夕の涼しさや雲の形や 稲刈りの風景が少しづつ秋を感じられますね。 今年は天気や日程の関係でまだ 沢登りに行けて…

tochikoな里帰り 故郷

この週末もブログをきっかけに 知り合ったkajiとMYKと共に里帰り。 2日目は大雨となってしまいましたが 弟妹のような二人を 自分の故郷へ案内する事は 少しくすぐったい想いでしたが 再会を喜び里で語り明かす一夜は とても幸せな時間でした。 blog Ranking…

河童の日々遊山 お盆を迎え

3年前tochikoの父の死に接し 一人称ではない「死」に 立ち会うことが出来ました。 ◆立ち会えなかったこと 街で育った私の死へ立ち会いは 家族が病室を出された後から 装置などが外される「死」がはじまり 次に死者と出会った時は白い着物を纏い いつでも棺桶…

kajiとみゆきの里帰り 雨天に結ぶ

僕っていつもこうなんです。 台風も呼び込んだ雨男の底力は 流石でした。(濁流やし・・・・ ^^;) ◆雨には雨の 太平洋上に発生した台風の影響で 西日本を中心に記録的な大雨に見舞われ 梼原も夜半過ぎから降り始めた雨で 里の小川もゴーゴーと流れていまし…

kajiとみゆきの里帰り 故郷のこと

tochikoの里高知県高岡郡梼原町 清流四万十川の源流部の山里は 四国のほぼ中心に位置しています。 ◆上屋敷のこと 檮原町でも最深部になる 「上屋敷」と呼ばれるtochikoの実家は 藁葺き屋根をトタンで覆った 築100年を越える古民家です。 blog Rankingへ ◆帰…

kajiとみゆきの里帰り 讃岐のこと

会うのは三回目のはずなのに ずっと前から知っている様に思う。 そんな弟と妹の里帰りを迎えました。 ◆再会を果たす 今秋冬モデル早期受注会開催中のGrand-path。 そこに集い再会を固いハグで喜び合う仲間は 話題がすぐに新作への想にシフトする どうしよう…

店長のひとこと「夏らしく・・・」

夏本番と言った暑さになってきましたね。 昨日はこの夏最高気温を記録し少し遅い夏です。 久しぶりにご近所遊山!歩いたり走ったり 暑い日差しに乾いた空気〜今年は梅雨が長かったので よけいに朝の空気が気持いい〜最高です。 父の田んぼもすくすく順調の様…

電脳秘書ちいの日記 よさこい祭り

よさこいも明日で、最後の練習となります。今日、配達の途中で最終の仕上がりを待つ、私たちのチームの地方車を見つけました。ひとつのチームを作り上げていくのに 何人もの人がかかわり、 この1ヶ月あまり練習を重ねてきました。構想から始めると6ヶ月です。…

tochikoな山歩き つつまれて

日暮れだけ待つ山行は ゆっくりと暗闇に包まれる そんな静かな一時でした。 ☆夜に 時々持ち歩いている本を 木々に囲まれページをめくる。 流れていくのんびりした時間を 久しぶりに楽しめた気がします。 blog Rankingへ 小さな沢を取り巻くナロには アサガラ…

梅雨明けのヌル谷 びいと啼く

日本の山野の広大な面積を占める 国策による杉や檜の人工林は その殆どが放置林となっています。 ◆放置林のこと 不自然に密生し間伐されない針葉樹林の 年中陽が射し込むことなく何も生えない大地は 命の土壌が流出した「緑の砂漠」となり 生態系や人の生活…

梅雨明けのヌル谷 蛍火のこと

日が暮れてしばらく待っても 私達が期待していた森の光に 会うことは出来ませんでした。 ◆森の蛍のこと 森に住む蛍“ヒメボタル” 雌は羽が退化していて飛ぶことが出来ず 草の茎や枝に捕まり発光し雄を待ちます。 blog Rankingへ ◆ここでしか生きられないこと …

梅雨明けのヌル谷 涼風抜ける

遅い梅雨明けを迎えた四国は 立秋まであと1週間の短い夏になり 道端に咲いたキツネノカミソリが 秋が近いことを告げていました。 ◆水を汲む 今回の目的は夜の森で 先を急ぐことはないので 西熊の森が見渡す稜線近くまで 車で上がって来ました。 blog Ranking…

河童の日々遊山 本物の味

土佐発の代表選手「ごっくん馬路村」 その開発で目指したものは 「本物に拘る」ことでした。 ◆ごっくん馬路村 本物を越えるものは無い。 無農薬柚と国産蜂蜜、魚梁瀬の水 それだけの原料で作ったジュースは 現在、年商40億円を超えています。 ◆峠の食堂 blog…