猿板

遊山黒子衆SARUの記録

夏終る三辻山の遊山 滴る

                                                                       

 「ウバユリも咲くねぇ」

山野に生ずるユリ科の大形多年草
茎は直立して中ほどに5~6葉をつけ
7月頃緑白色の花を横向きに開く。

◆森の中のもう一つの森
 三辻山のまほらに入る。
この森の平坦地は囀りも多く
空気が他と違うように感じる。

 さて 帰ってもうか。

◆かえり道
 気象庁が言う「観測史上最大」とは
その地区のアメダスの最大観測値であって
1975年~1990年からの最大値であること。

 なぜ誤解を生じる報道を繰り返すのか?

                 

例えば水害は雨が多いだけで起こる訳でなく
水害は「雨側」と「防御側」で防ぐもので
防御側は「ダム」と「堤防」と「警報」で防ぎ
ちゃんとした為政者がいれば水害は起こらない。

 

世界でも飛び抜けて災害の多い日本で
昔の日本人は洪水があれば「治水」する。
先の津波の時も神社が全て無事だったのは
地震津波があることを解って建てたから。

雨側の気象庁は予測だけを正確にすればよく
防御側の国民が雇った為政者も過去に起こった
水害をきちんと検証し国民から預かった血税
一つしかない国土と命を護る治水事業を行う。

           

 宮城県大崎市で7年間で3回も発生した
大水害は「天災」なのか「人災」だったのか?

 全てを「異常」で終わらせることなく
しっかり国民の生命と財産を護って頂きたい。

 

◆より道

「いい遊山やったね」

 いい感じで
雨も降って涼しかったな。

                                                   

「このお天気で入ってましたか!」

 雨の止み間を歩けたし
ここのお蕎麦を食べたかったから。

 頂きます。

                  頂きに神を祀りて山滴る  高橋悦男